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やまのうち‐かずとよ【山内一豊】🔗🔉

やまのうち‐かずとよ山内一豊】 安土桃山時代の武将。土佐藩祖。初め織田信長、後に豊臣秀吉に仕えた。秀吉没後、徳川家康に仕え、上杉征伐・関ヶ原の戦に功をたて、土佐に封。その妻は、信長の馬揃えのとき鏡匣かがみばこから黄金10両を出して一豊に名馬を買わせ、夫の立身の基を作ったという逸話で知られる。(1546〜1605) ⇒やまのうち【山内】

やまのうち‐すがお【山内清男】‥ヲ🔗🔉

やまのうち‐すがお山内清男‥ヲ 考古学者。東京生れ。東大講師、成城大教授。縄文土器と縄文文化研究の基礎を確立。著「日本遠古之文化」「日本先史土器図譜」など。(1902〜1970) ⇒やまのうち【山内】

やまのうち‐ようどう【山内容堂】‥ダウ🔗🔉

やまのうち‐ようどう山内容堂‥ダウ 幕末の土佐藩主。名は豊信とよしげ。分家の出。藩政を改革。公武合体に尽力、後藤象二郎の建策を容れて将軍徳川慶喜に大政奉還を建白。維新後、議定ぎじょう。酒を好み、鯨海酔侯と自称。(1827〜1872) ⇒やまのうち【山内】

やま‐の‐かみ【山の神】🔗🔉

やま‐の‐かみ山の神】 ①山を守り、山をつかさどる神。また、山の精。民間信仰では、秋の収穫後は近くの山に居り、春になると下って田の神となるという。法華経(竜光院本)平安後期点「魑ヤマノカミさわのかみ」。今昔物語集27「さやうならむ歌などをば深き山中などにては詠うたふべからず。―の此れを聞きてめづる程に留むるなり」 ②自分の妻の卑称。かかあ。狂言、花子「―が少しの間も離さぬに依て」 ③〔動〕 ㋐カジカ科の淡水産の硬骨魚。カジカに似る。全長約15センチメートル。有明海流入河川、朝鮮半島および中国に産。 ㋑ミノカサゴ・カジカ類の魚の方言。→やまおこぜ⇒やまのかみ‐まつり【山の神祭】

広辞苑 ページ 19884