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やま‐の‐くちあけ【山の口明け】🔗🔉

やま‐の‐くちあけ山の口明け】 共有山野の草木・果実などの採取を解禁すること。禁止することを「山の鎌止め」という。 ○山のことは樵に聞けやまのことはきこりにきけ 何かを尋ねるには専門家が一番よいということ。 ⇒やま【山】

やまのこ‐まつり【山の講祭】🔗🔉

やまのこ‐まつり山の講祭】 山の神の祭。中部山岳地方では初春・初冬の2度、信者が集団で祭る。

やま‐の‐さき【山の崎】🔗🔉

やま‐の‐さき山の崎】 山の突き出たところ。尾根の先端。やまのはな。万葉集14「さ衣の小筑波嶺ろの―」

やま‐の‐さち【山の幸】🔗🔉

やま‐の‐さち山の幸⇒やまさち2。↔海の幸

やま‐の‐しずく【山の雫】‥シヅク🔗🔉

やま‐の‐しずく山の雫‥シヅク 山で、木などから落ちるしずく。万葉集2「吾立ちぬれぬ―に」

やま‐の‐すえ【山の末】‥スヱ🔗🔉

やま‐の‐すえ山の末‥スヱ 山の奥。山頂。

やまのだん【山の段】🔗🔉

やまのだん山の段】 浄瑠璃「妹背山婦女庭訓いもせやまおんなていきん」3段目後半の通称。歌舞伎では「吉野川」と通称。 →文献資料[妹背山婦女庭訓]

やま‐の‐つかさ【山の司】🔗🔉

やま‐の‐つかさ山の司】 ①山の峰。頂上。 ②山をつかさどる人。また、狩人。

やま‐の‐て【山の手】🔗🔉

やま‐の‐て山の手】 ①山に近い方。やまて。 ②高台の土地。東京では文京・新宿区あたり一帯の高台地域の称。↔下町したまち⇒やまのて‐ことば【山の手言葉】 ⇒やまのて‐せん【山手線】 ⇒やまのて‐やっこ【山の手奴】

やまのて‐ことば【山の手言葉】🔗🔉

やまのて‐ことば山の手言葉】 江戸時代、武家屋敷が並んだ江戸城北方から西方の台地で話された言葉。明治以降、学校教育の場で使われ、現代日本語の共通語の母体となる。→下町言葉⇒やま‐の‐て【山の手】

広辞苑 ページ 19885