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うら‐み【浦見】🔗🔉

うら‐み浦見】 海べを眺めること。「恨み」にかけて用いた。蜻蛉日記「ゆくへも知らぬ―をやせむ」

うらみ‐うた【恨み歌】🔗🔉

うらみ‐うた恨み歌】 うらみの心をよみこんだ歌。狭衣物語1「几帳の前なる人に、唯―を母とよみかけよと」 ⇒うらみ【恨み・怨み・憾み】

うらみ‐がお【恨み顔】‥ガホ🔗🔉

うらみ‐がお恨み顔‥ガホ (相手の不実を)うらんでいる顔つき。新古今和歌集「―にもぬるる袖かな」 ⇒うらみ【恨み・怨み・憾み】

うらみ‐がまし・い【恨みがましい】🔗🔉

うらみ‐がまし・い恨みがましい】 〔形〕 うらんで責める様子である。「―・い手紙」 ○怨み骨髄に徹すうらみこつずいにてっす [史記秦紀「繆公ぼっこうの此の三人を怨むや骨髄に入れり」]うらみが骨のしんまでしみわたる。心の底から深く人をうらむこと。 ⇒うらみ【恨み・怨み・憾み】

うらみ‐ごと【恨み言】🔗🔉

うらみ‐ごと恨み言】 うらみをあらわすことば。愚痴。源氏物語真木柱「なぞこの大臣の、折々思ひ放たず―はしたまふ」 ⇒うらみ【恨み・怨み・憾み】

うら‐みごろ【裏身頃】🔗🔉

うら‐みごろ裏身頃】 袷あわせなどの身頃の裏の布。

うらみ‐じに【恨み死】🔗🔉

うらみ‐じに恨み死】 うらみながら死ぬこと。十訓抄「口惜しと思ひ給ひけるにや、七日といふに、―に死に給へり」 ⇒うらみ【恨み・怨み・憾み】

うら‐みち【裏道】🔗🔉

うら‐みち裏道】 ①裏口から通じている道。 ②本道以外の道路。間道。ぬけみち。 ③正道でないやり方。まともでない生活。「人生の―を行く」

うらみ‐っこ【恨みっこ】🔗🔉

うらみ‐っこ恨みっこ】 互いにうらむこと。「―なし」 ⇒うらみ【恨み・怨み・憾み】

うらみ‐つらみ【恨みつらみ】🔗🔉

うらみ‐つらみ恨みつらみ】 (語尾にミを重ねて語調を合わせた語)あのうらみやこのうらみ。いろいろのうらみ。浄瑠璃、曾我会稽山「今の―より、まさつた嘆きもあらうかと」 ⇒うらみ【恨み・怨み・憾み】

広辞苑 ページ 1995