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ゆめ‐ごこち【夢心地】🔗🔉

ゆめ‐ごこち夢心地】 夢を見ている時の心持ち。夢を見ているような恍惚こうこつとした心持ち。夢見心地。夢心。相模集「―にも思ひあはせよ」。「―で半年過ごす」

ゆめ‐ごころ【夢心】🔗🔉

ゆめ‐ごころ夢心(→)夢心地に同じ。

ゆめ‐さら【夢更】🔗🔉

ゆめ‐さら夢更】 〔副〕 (打消の語を伴って)夢にも。いささかも。少しも。露ほども。 ○夢騒がしゆめさわがし 夢見が悪くて胸騒ぎがする。栄華物語「人々も夢騒がしく聞ゆるに」 ⇒ゆめ【夢】

ゆめ‐じ【夢路】‥ヂ🔗🔉

ゆめ‐じ夢路‥ヂ 夢の中で行き通う道。また、夢に見ること。夢。夢の通い路。古今和歌集「―には足も休めず通へども」。海道記「―のすゑに都をぞとふ」 ⇒夢路を辿る

ゆめじ‐しき【夢二式】🔗🔉

ゆめじ‐しき夢二式】 竹久夢二の絵から出た言葉。瞳の大きい、繊細で哀愁にあふれる美人画の様式。

ゆめ‐じらせ【夢知らせ】🔗🔉

ゆめ‐じらせ夢知らせ】 遠方で起こったことや、これから起こるべきことについて、夢で知らせがあること。 ○夢路を辿るゆめじをたどる 夢を見る。心地よく眠る。 ⇒ゆめ‐じ【夢路】

ゆめすけ【夢助】🔗🔉

ゆめすけ夢助】 ①よく眠る人。浄瑠璃、浦島年代記「目が覚めると口たたき、寝れば三日も―」 ②夢中になって浮かれている人。夢見気分でうつつをぬかして遊興する人。好色一代男1「色道ふたつに寝ても覚めても―と替名呼ばれて」 ○夢違うゆめたがう 夢で予言されている事柄が実現しなくなる。大鏡師輔「御夢たがひて、かく子孫は栄えさせ給へど」 ⇒ゆめ【夢】

ゆめちがい‐かんのん【夢違観音】‥チガヒクワンオン🔗🔉

ゆめちがい‐かんのん夢違観音‥チガヒクワンオン (ユメタガイカンノンとも)法隆寺に伝わる高さ87センチメートルの白鳳時代の金銅像。悪い夢を見た時、この観音菩薩に祈ると良い夢に変えてくれるという古来の信仰からこの名がある。

広辞苑 ページ 20120