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ようやく【漸く】ヤウヤク🔗⭐🔉
ようやく【漸く】ヤウヤク
〔副〕
(「徐」や「漫」の訓のヤヤク、もしくは「漸々」の訓ヤクヤクの転かという)
①しだいに。だんだんと。古今和歌集恋「あひしれりける人の―かれがたになりけるあひだに」。「―春めいてきた」
②しばらくたって。今昔物語集13「此の瓠ひさこ―見れば、枝八方に指して、普あまねく一町に敷き満ちたり」
③おもむろに。ゆっくりと。
④やっとのことで。かろうじて。「―終電に間に合った」
ようやく‐じん【妖厄神】エウ‥🔗⭐🔉
ようやく‐じん【妖厄神】エウ‥
人に災いや病気をもたらす神。
ようやく‐ひっき【要約筆記】エウ‥🔗⭐🔉
ようやく‐ひっき【要約筆記】エウ‥
文章や話の内容を要約して書き記すこと。特に、聴覚障害者に話の内容を伝える手段の一つにいう。
⇒よう‐やく【要約】
よう‐やさい【洋野菜】ヤウ‥🔗⭐🔉
よう‐やさい【洋野菜】ヤウ‥
欧米起源の野菜。特に、近年日本で食されるようになったズッキーニ・パプリカ・バジリコなどの類。
よう‐やっとヤウ‥🔗⭐🔉
よう‐やっとヤウ‥
〔副〕
(「ようやく」と「やっと」との混成語)ようようのことで。やっとのことで。
ようや‐ろんご【雍也論語】🔗⭐🔉
ようや‐ろんご【雍也論語】
(「論語」全20編のうち第6の「雍也」までで、やめてしまうことから)勉強や読書が長続きしないことのたとえ。「三月庭訓ていきん」「須磨源氏」の類。
⇒よう‐や【雍也】
よう‐ゆう【揚雄】ヤウイウ🔗⭐🔉
よう‐ゆう【揚雄】ヤウイウ
前漢の学者。字は子雲。四川成都の人。博聞多識、易に擬して「太玄経」を作り、論語に擬して「法言」を作り、また「訓纂」「州箴」を擬作したので、模擬の雄と称せられた。ほかに「揚子方言」「反離騒」「甘泉賦」などがある。揚子。(前53〜後18)
よう‐ゆう【熔融・溶融】🔗⭐🔉
よう‐ゆう【熔融・溶融】
(→)融解2に同じ。
⇒ようゆう‐でんかい【溶融電解】
よう‐ゆうき【養由基】ヤウイウ‥🔗⭐🔉
よう‐ゆうき【養由基】ヤウイウ‥
春秋時代の楚の人。弓の名人。百歩離れて柳葉を射て百発百中し(漢書枚乗伝)、また、矢をつがえただけで猿が柱につかまって鳴き叫んだ(淮南子説山訓・蒙求養由号猨)という。養由。
広辞苑 ページ 20217。