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よく‐ぶとり【欲太り】🔗🔉

よく‐ぶとり欲太り】 意地きたなく欲心の強いこと。また、いかにも欲ばりらしい感じに肥えていること。憎々しいさまにふとっていること。歌舞伎、三人吉三廓初買「はて承知だといふことよ。お前もよつぽど―だの」

よく‐べん【翼弁】🔗🔉

よく‐べん翼弁】 マメ科植物の蝶形花冠で、下方の左右に位置する一対の花弁。鳥の翼になぞらえていう。→蝶形花冠

よく‐ぼう【欲望】‥バウ🔗🔉

よく‐ぼう欲望‥バウ ほしがること。また、ほしいと思う心。不足を感じてこれを満たそうと望む心。「―を抱く」

よくぼうというなのでんしゃ【欲望という名の電車】‥バウ‥イフ‥🔗🔉

よくぼうというなのでんしゃ欲望という名の電車‥バウ‥イフ‥ (A Streetcar Named Desire)T.ウィリアムズの戯曲。1947年発表。没落したアメリカ南部の地主の娘が、ニュー‐オーリンズの妹夫婦の家を訪れ、動物的な義弟に凌辱され精神に異常を来す。退廃美と人間の獣性とを強調した作品。

よく‐ぼ・る【欲ぼる】🔗🔉

よく‐ぼ・る欲ぼる】 〔自四〕 (→)「よくばる」に同じ。御伽草子、和泉式部「柑子―・るべきにはあらねども」 ○よく学びよく遊べよくまなびよくあそべ しっかり学習し、また、存分に遊べということ。どちらか一方に片寄らないのがよいということ。 ⇒よ・い【良い・善い・好い・佳い】

よく‐め【欲目】🔗🔉

よく‐め欲目】 自分の欲・愛情・好みなどのために、自分や自分に関係のある者に都合よく物を見る見方。ひいきめ。「親の―」

よく‐も【善くも】🔗🔉

よく‐も善くも】 「善く」4・5を強めていう語。賞讃・驚き・憎しみなどの気持をそえる。よくまあ。「―やりとげた」「―だましたな」 ○欲も得もないよくもとくもない 損得のことなどじっくり考えていられないほど、余裕がない。 ⇒よく【欲・慾】

よく‐や【沃野】🔗🔉

よく‐や沃野】 地味の肥えた平地。「緑の―」

よく‐や【翌夜】🔗🔉

よく‐や翌夜】 翌日の夜。よくばん。

よく‐よう【抑揚】‥ヤウ🔗🔉

よく‐よう抑揚‥ヤウ ①調子を上げたり下げたり、また、強めたり弱めたりすること。あげさげ。音楽の調子、文勢などにいう。イントネーション。「―をつけて話す」 ②あるいはけなし、あるいはほめること。 ③時勢につれて行動すること。浮沈。 ⇒よくよう‐とんざ【抑揚頓挫】 ⇒よくよう‐ほう【抑揚法】

広辞苑 ページ 20242