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うろ‐うろ🔗⭐🔉
うろ‐うろ
方向が定まらず、または、どうしたらよいかわからず、落ち着きなく動きまわるさま。うろつくさま。まごつくさま。狂言、長光「此の太刀に目をかけて―する」。「出口をさがして―する」
⇒うろうろ‐なみだ【うろうろ涙】
⇒うろうろ‐ぶね【うろうろ船】
⇒うろうろ‐まなこ【うろうろ眼】
うろうろ‐なみだ【うろうろ涙】🔗⭐🔉
うろうろ‐なみだ【うろうろ涙】
今にも流れ出そうとする涙。また、泣き出そうとする様子。史記抄「孟嘗君が―になつて」
⇒うろ‐うろ
うろうろ‐ぶね【うろうろ船】🔗⭐🔉
うろうろ‐ぶね【うろうろ船】
「うろぶね(売ろ舟)」参照。
⇒うろ‐うろ
うろうろ‐まなこ【うろうろ眼】🔗⭐🔉
うろうろ‐まなこ【うろうろ眼】
おちつかずうろついた目つき。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「どうぞぬけて帰りたいと―になりければ」
⇒うろ‐うろ
うろ‐おぼえ【疎覚え】🔗⭐🔉
うろ‐おぼえ【疎覚え】
確実でない記憶。「―のせりふ」
ウロキナーゼ【Urokinase ドイツ】🔗⭐🔉
ウロキナーゼ【Urokinase ドイツ】
尿から抽出される蛋白分解酵素。プラスミンという酵素を活性化し、プラスミンはフィブリンを溶解する。臨床的に血栓の治療に用いられる。人の培養腎細胞からも分離される。
うろ‐くず【鱗】‥クヅ🔗⭐🔉
うろ‐くず【鱗】‥クヅ
①うろこ。〈伊京集〉
②魚。魚類。いろくず。栄華物語御裳着「宇治河の底にしづめる―を網ならねどもすくひつるかな」
うろこ【鱗】🔗⭐🔉
うろこ【鱗】
(古くは「いろこ」)
①生物、特に魚類・爬虫類の体表面を覆う固い小薄片。その起源・形態はさまざまで、蝶の類の翅ではキチン質の分泌物、魚類では真皮より形成される皮骨、爬虫類以上の高等動物では真皮の上に角質となった表皮。〈日葡辞書〉
②「うろこ形」の略。また、三角の符牒。浮世床初「稽古本の所所へ、〇まるいものや△うろこや、いろいろな切つかけをして」
③紋所の名。鱗形をかたどったもの。→三鱗みつうろこ。
④頭のふけ。
⑤(鱗形の模様の衣装をつけた鬼女に因む)妻の罵称。
⇒うろこ‐いし【鱗石】
⇒うろこ‐がた【鱗形】
⇒うろこ‐くぎ【鱗釘】
⇒うろこ‐ぐも【鱗雲】
⇒うろこ‐そうば【鱗相場】
広辞苑 ページ 2035。