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弱吟】🔗🔉

弱吟】 謡曲の発声法の一つ。強吟つよぎんにくらべて音域が広く、音階が安定的で、声の顫動せんどうも規則的な部分。広範囲の謡で用い、とくに優美・沈痛などの表現には必ず用いる。柔吟。↔強吟 よわ‐げ

弱気】🔗🔉

弱気(→)「よわき」に同じ。平家物語12「敵に―を見えじと、押ふる袖のひまよりも余りて涙ぞこぼれける」 よわ‐ごし

弱腰】🔗🔉

弱腰】 ①腰の左右の細いところ。おびしばり。好色一代男5「脇の下をつめり股をさすり、首すぢをうごかし―をこそぐり」 ②相手に立ち向かう意気地のないこと。消極的な態度。「―になる」「―外交」↔強腰 よわ‐ざいりょう

弱材料】‥レウ🔗🔉

弱材料‥レウ (取引用語)相場を下落させる原因となる種々の事柄。安材料。悪材料。売材料。↔強材料 よわ・し

弱し】🔗🔉

弱し】 〔形ク〕 ⇒よわい よわぞう

弱蔵】‥ザウ🔗🔉

弱蔵‥ザウ (擬人名)精力の弱い人。好色一代女1「生れつきて男の―は、女の身にしてはかなしき物ぞかし」 よ‐わたし

夜亘し】🔗🔉

夜亘し】 よどおし。一晩中。終夜。よもすがら。万葉集18「昼暮らし―聞けど」 よ‐わたらい

世渡らひ】‥ワタラヒ🔗🔉

世渡らひ‥ワタラヒ (→)「よわたり」に同じ。撰集抄「―の乏しく侍りしままに」 よ‐わたり

世渡り】🔗🔉

世渡り】 世の中で生活してゆくこと。くちすぎ。よすぎ。よわたらい。渡世。古今著聞集16「―にも不足なければ」。「―のうまい人」 よ‐わた・る

世渡る】🔗🔉

世渡る】 〔自四〕 世の中で生活してゆく。 よ‐わた・る

夜渡る】🔗🔉

夜渡る】 〔自四〕 夜間に渡り行く。夜の間に過ぎゆく。万葉集15「―・る月ははやも出でぬかも」 よわなさけうきなのよこぐし

広辞苑 ページ 20393