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上荷】ウハ‥🔗🔉

上荷ウハ‥ ①馬・車・船などの積荷。特に、他の荷物の上に積んだ荷。万葉集5「ますますも重き馬荷に―うつと」 ②上荷船の略。 ⇒うわに‐さし【上荷差】 ⇒うわに‐ぶね【上荷船】 うわに‐さし

上荷差】ウハ‥🔗🔉

上荷差ウハ‥ 船の上荷を運搬する人夫。好色一代男3「世をうかうかと暮し、その果ては中衆・―など夫婦となりて」 ⇒うわ‐に【上荷】 うわに‐ぶね

上荷船】ウハ‥🔗🔉

上荷船ウハ‥ 江戸時代、河岸場と廻船との間を往復して、上積みの荷物などを運ぶ小舟で、2、30石積のもの。主として大坂付近で用いた。 ⇒うわ‐に【上荷】 うわ‐ぬり

上塗り】ウハ‥🔗🔉

上塗りウハ‥ ①壁などの中塗りの上にする仕上げの塗り。仁徳紀「宮垣室屋みかきおおとのの―せず」 ②わるいことの上に更にわるいことを重ねること。浄瑠璃、女殺油地獄「悪性に―する」。「恥の―」 うわ‐ね

上値】ウハ‥🔗🔉

上値ウハ‥ (取引用語)今までの相場より高い値段。「―を張る」 うわ‐のせ

上乗せ】ウハ‥🔗🔉

上乗せウハ‥ ある金額・数量に更にいくらかを追加すること。取引・賃上げ交渉などの際に行われる。 ⇒うわのせ‐じょうれい【上乗せ条例】 うわのせ‐じょうれい

上乗せ条例】ウハ‥デウ‥🔗🔉

上乗せ条例ウハ‥デウ‥ 法律の定める基準を上回る強い規制を定める条例。公害規制条例に多い。 ⇒うわ‐のせ【上乗せ】 うわ‐の‐そら

上の空】ウハ‥🔗🔉

上の空ウハ‥ ①天の上。空中。源氏物語夕顔「山の端の心も知らで行く月は―にて影や絶えなむ」 ②他のことに心が奪われて、そのことに精神が集中しない状態。心が浮き立っておちつかないさま。源氏物語薄雲「川面のすまひ、いとど心細さまさりて―なる心ちのみしつつ」。「親の意見など―で聞いている」 ③いいかげんなさま。根拠がなく、不確かなさま。平家物語6「御書を給はらで申さむには、―にや思し召され候はんずらむ」 うわ‐のり

広辞苑 ページ 2048