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え【飢】🔗🔉

「飢う」の未然・連用形ウヱの約。推古紀「飯いいに―て臥こやせるその旅人たひとあはれ」

え【得・能】🔗🔉

得・能】 〔副〕 (動詞「得」の連用形から)よく。あえて。 ①肯定表現を伴って、可能を表す。万葉集11「面忘れだにも―すやと」 ②否定・反語表現を伴って、不可能の意を示す。万葉集12「旅寝―せめや長きこの夜を」。宇津保物語蔵開上「いま一曲つかうまつらんとすれど、騒がしければ―なむ」

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〔助詞〕 ①間投助詞「よ」の上代東国方言。万葉集20「父母―斎いわひて待たね」 ②名詞などに付き呼びかけに用いる。仮名文章娘節用「旦那さん―、あなたはさぞモウ御苦ろうでございませうが」 ③文の終りに付き意味(陳述の意)を強める。近世、多く遊女・町娘などが用い、親しみの意を表す。花暦八笑人「エエしやれるな―、邪魔になるは」

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〔助詞〕 感動を表す。…のことよ。や。よ。万葉集4「吾はさぶし―君にしあらねば」

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〔接頭〕 名詞に付いて「愛すべき」の意を表す。古事記「あなにやし、愛をとこを」

え【方】🔗🔉

〔接尾〕 「その方」「その向き」の意を表す。「ゆく―」「しり―」「いにし―」

え【重】🔗🔉

〔接尾〕 かさね。かさなり。「七―八―」「十―二十―はたえ

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〔感〕 ①感動を表す声。ああ。天智紀「―苦しゑ、水葱の本、芹の本、吾は苦しゑ」 ②応答の声。 ③疑問の意を表す声。「―、なんですか」

エア【air】🔗🔉

エアair】 ①空気。大気。空中。 ②飛行機・航空に関すること。「―‐メール」

エアーズ‐ロック【Ayers Rock】🔗🔉

エアーズ‐ロックAyers Rock】 オーストラリアの中央部にある巨大な岩。周囲9キロメートル、高さ335メートル。先住民アボリジニの聖地で、ウルルと呼ぶ。世界遺産。 エアーズ‐ロック(1) 提供:JTBフォト エアーズ‐ロック(2) 提供:Photoshot/APL

広辞苑 ページ 2083