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ろく‐ろく【陸陸・碌碌】🔗🔉

ろく‐ろく陸陸・碌碌】 (「碌碌」は当て字) ①安らかなさま。満足のいくさま。浄瑠璃、心中重井筒「せめて三日は―に寝物語もあれかし」 ②(下に打消の語を伴って、副詞的に)十分に。満足に。ろくに。ろくすっぽ。「―顔も見せない」

ろく‐ろく【碌碌】🔗🔉

ろく‐ろく碌碌】 ①平凡なさま。役に立たないさま。「―として世を過ごす」 ②小さい石が数多くあるさま。 ③車の音。轆轆。

ろく‐ろく【轆轆】🔗🔉

ろく‐ろく轆轆】 車の走る響き。また、馬のいななく声。

ろくろく‐ぎょ【六六魚】🔗🔉

ろくろく‐ぎょ六六魚】 (鱗が36枚並んでいるからいう)鯉の異称。六六鱗。りくりくぎょ。

ろくろく‐ばん【六六判】🔗🔉

ろくろく‐ばん六六判】 写真で、縦横ともに約6センチメートルの画面サイズ。シックス判。

ろくろ‐くび【轆轤首】🔗🔉

ろくろ‐くび轆轤首】 (ロクロックビとも)くびが非常に長くて、自由に伸縮できる化け物。また、その見世物。ぬけくび。小泉八雲、怪談「首のない胴体だけの―を見たものが、その胴体をべつの場所に移すと」 ⇒ろく‐ろ【轆轤】

ろくろく‐りん【六六鱗】🔗🔉

ろくろく‐りん六六鱗(→)六六魚ろくろくぎょに同じ。

ろくろ‐ざ【轆轤座】🔗🔉

ろくろ‐ざ轆轤座】 和船の轆轤を設けた所。帆柱の後方両舷にある。 ⇒ろく‐ろ【轆轤】

ろくろ‐ざいく【轆轤細工】🔗🔉

ろくろ‐ざいく轆轤細工】 轆轤1㋑で挽いて器具を製作する細工。また、その細工した物。 ⇒ろく‐ろ【轆轤】

ろくろ‐し【轆轤師】🔗🔉

ろくろ‐し轆轤師(→)木地屋きじやに同じ。 ⇒ろく‐ろ【轆轤】

ろくろ‐だい【轆轤台】🔗🔉

ろくろ‐だい轆轤台】 陶磁器の成形に用いる回転台。下に軸の付いた木製の円盤上に陶土をのせ、円盤を回しながら手で陶土を円形に作るもの。陶車。 轆轤台 ⇒ろく‐ろ【轆轤】

ろくろ‐なわ【轆轤縄】‥ナハ🔗🔉

ろくろ‐なわ轆轤縄‥ナハ 車井戸の轆轤にかける縄。井戸縄。 ⇒ろく‐ろ【轆轤】

広辞苑 ページ 21029