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わざ‐わざ・し【態態し】🔗🔉

わざ‐わざ・し態態し】 〔形シク〕 わざとらしい。ことさらするようである。大鏡「―・しくことごとしく聞ゆれど」

わ‐さん【和産・倭産】🔗🔉

わ‐さん和産・倭産】 日本の産出。また、その物。

わ‐さん【和算】🔗🔉

わ‐さん和算】 日本古来の数学。江戸時代に関孝和その他の俊才を生み、方程式論に相当するもの、円周率、曲線図形の面積や曲面に囲まれた立体の体積を求めることなどに独自の発達を示したが、明治になって輸入された西洋数学に圧倒された。和算の名称は、この頃に洋算に対して作られたもの。 ⇒わさん‐か【和算家】

わ‐さん【和讃】🔗🔉

わ‐さん和讃】 仏・菩薩、教法、先徳などを和語で讃嘆した歌。讃歎さんだんに起こり、平安時代から江戸時代にかけて行われ、七五調風に句を重ね、親鸞しんらんは4句1章とした。源信の「極楽六時讃」「来迎讃」、親鸞の「三帖和讃」などが有名。→漢讃→梵讃

わ‐ざん【和讒】🔗🔉

わ‐ざん和讒】 ①一方でやわらぎ親しんで、他方でそしり陥れること。わんざん。讒言ざんげん。保元物語「是は清盛が―にてぞあるらむ物を」 ②讒言のために不和となった時、実情を述べて再びやわらぎ親しむこと。また、実情を述べて弁明すること。 ③仲介すること。とりなすこと。 ④密語すること。内談すること。

わさん‐か【和算家】🔗🔉

わさん‐か和算家】 和算をよくする人。和算の専門家。 ⇒わ‐さん【和算】

わ‐さんぼん【和三盆】🔗🔉

わ‐さんぼん和三盆】 結晶の細かい上質の砂糖。白下しろした糖を圧搾し、繰り返し揉んで白くし、乾燥させてふるったもの。和菓子の材料として用いる。香川・徳島の名産。→三盆

わし【鷲】🔗🔉

わし】 タカ目タカ科の鳥のうち、タカとの対比で大形のものの総称。嘴くちばし・爪はともに曲がり、両眼は鋭く、翼は長大。勇猛で、鳥獣を捕食。イヌワシ・オジロワシなど。〈[季]冬〉。万葉集14「筑波嶺にかか鳴く―の」 オオワシ 撮影:小宮輝之 ヘビクイワシ 撮影:小宮輝之 イヌワシ 撮影:小宮輝之

広辞苑 ページ 21160