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わ‐し【和糸】🔗🔉

わ‐し和糸】 国産の生糸。「―問屋」

わ‐し【和紙】🔗🔉

わ‐し和紙】 日本特有の紙。古来の手漉きによるものと、機械漉きによるものとがある。前者は、コウゾ・ミツマタ・ガンピなどの靱皮じんぴ繊維を主原料とするもので、半紙・美濃紙・杉原紙・吉野紙・奉書・鳥の子など種類が多い。後者は、古紙・木材パルプ・ぼろ・マニラ麻などの繊維を主原料とするもので、ちり紙などの家庭用薄葉うすよう紙のほか、障子紙・書道用紙・仙花紙などの種類がある。↔洋紙

わ‐し【倭詩・和詩】🔗🔉

わ‐し倭詩・和詩】 ①漢詩に対して、和歌。やまとうた。万葉集17「兼ねて―を垂れ」 ②日本人の作った漢詩。 ③江戸時代、漢詩の形式を踏襲し、その韻にならった仮名の詩。俳諧的な情趣を持つ。仮名詩。

わし【私】🔗🔉

わし】 〔代〕 (一人称。ワタシの約)わたくし。近世、主として女性が用いた。現在では目下に対して年輩の男性が用いる。「儂」または「俺」と書くこともある。人情本、春色辰巳園「―がなじみは三重の帯」

わし🔗🔉

わし 〔感〕 囃子はやしに用いる感動詞。よいしょ。万葉集16「新羅斧しらきおの落し入れ―」

わ‐じ【和字】🔗🔉

わ‐じ和字】 ①日本の文字。かな。 ②日本で作った漢字。「辻」「榊」の類。国字。↔漢字

ワジ【wādī アラビア】🔗🔉

ワジwādī アラビア】 乾燥気候の地方にある、降雨時または雨季にのみ水の流れる谷。涸谷かれだに

わじが【和爾雅】🔗🔉

わじが和爾雅】 辞書。貝原好古よしふる(1664〜1700)著。8巻。1694年(元禄7)刊。「爾雅」にならって作ったもので、天文・地理など24門に分類して漢語を挙げ、意味・用法を注した。

広辞苑 ページ 21161