複数辞典一括検索+

わだち‐きよお【和達清夫】‥ヲ🔗🔉

わだち‐きよお和達清夫‥ヲ 地球物理学者。名古屋生れ。気象庁長官・日本学士院長。和達‐ベニオフ面を発見。文化勲章。(1902〜1995) ⇒わだち【和達】

わだち‐の‐ふな【轍の鮒】🔗🔉

わだち‐の‐ふな轍の鮒】 「轍鮒てっぷ」の訓読。浄瑠璃、平家女護島「―の水を恋ふ憂き目も中々に」 ⇒わだち【轍】

わだち‐ベニオフ‐めん【和達ベニオフ面】🔗🔉

わだち‐ベニオフ‐めん和達ベニオフ面】 〔地〕弧状列島の地下で、海洋プレートの上部に沿って分布する震源を連ねた面。海溝から列島の背後の地下に向かって傾き下がる。震源が面状に分布することを明示した和達清夫と、この面が逆断層帯の面であろうと指摘したベニオフ(H. Benioff1899〜1968)とに因んで命名。深発地震面。和達面。 ⇒わだち【和達】

わた‐つ‐うみ🔗🔉

わた‐つ‐うみ (「わたつみ」の転か。ワダツウミとも)海。古今和歌集「草も木も色かはれども―の浪の花にぞ秋なかりける」

わたつ‐じんじゃ【度津神社】🔗🔉

わたつ‐じんじゃ度津神社】 新潟県佐渡市羽茂はもち飯岡にある元国幣小社。祭神は五十猛命いたけるのみことほか。佐渡国一の宮。

わだ‐つなしろう【和田維四郎】‥ラウ🔗🔉

わだ‐つなしろう和田維四郎‥ラウ 鉱物学者。若狭小浜おばま生れ。日本鉱物学の先覚者で、地質調査所の設立に貢献。鉱物収集に力をそそぎ、系統的にまとめた。また、古書の蒐集につとめ、図録「訪書余録」を編纂。著「日本鉱物誌」「本邦金石略誌」など。(1856〜1920) ⇒わだ【和田】

わた‐つ‐み【海神・綿津見】🔗🔉

わた‐つ‐み海神・綿津見】 (ワダツミとも。ツは助詞「の」と同じ、ミは神霊の意) ①海をつかさどる神。海神。わたつみのかみ。万葉集16「―の殿のいらかに」 ②海。万葉集15「―の沖つ白浪立ち来らし」

わた‐つみ【綿摘み】🔗🔉

わた‐つみ綿摘み】 ①綿の実を摘み、また、綿を延ばし、綿製品を造ること。また、その人。〈[季]秋〉。誹風柳多留「―は蜜柑の筋も肩へかけ」 ②江戸市中にいた、表面は綿摘みの女と見せかけた淫売婦。風来六部集「色里多きその中に…飯盛・―・夜鷹…の類は」

広辞苑 ページ 21184