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わ‐わく【枉惑】🔗🔉

わ‐わく枉惑】 (ワウワクの転)道理にはずれていること。また、人をたぶらかすこと。わやく。

わわ・く🔗🔉

わわ・く 〔自下二〕 破れ乱れる。ほつれる。ちぎれちぎれになる。万葉集5「海松みるのごと―・けさがれる」

わわけ🔗🔉

わわけ 破れ乱れること。また、その物。散木奇歌集「なれがつづりの―をぞ思ふ」

わわ・し🔗🔉

わわ・し 〔形シク〕 ①物さわがしく落着きがない。かるがるしい。筑波問答「よろづ―・しき様にのみ連歌の道もなり行くなり」 ②やかましい。さわがしい。うるさい。増鏡「随身も―・しくののしれば」 ⇒わわしい女は夫を食う ○わわしい女は夫を食うわわしいおんなはおっとをくう 口やかましい妻は夫の身を滅ぼす。狂言、太鼓負「―といふが、そなたの事ぢや」 ⇒わわ・し

わわ‐め・く🔗🔉

わわ‐め・く 〔自四〕 さわがしい音がする。

わわらば🔗🔉

わわらば 品詞・語義未詳。そそけた葉の意、「わくらば」の誤読、また、「たわむばかりに」の意など諸説ある。万葉集8「末うれ―に置ける白露」

わわり‐つ・く🔗🔉

わわり‐つ・く 〔自四〕 わめきながら取りつく。狂言、墨塗「其のやうな事などを聞いたらば定めて―・かうぞ」

わわ・る🔗🔉

わわ・る 〔自四〕 やかましく騒ぎ立てる。怒って不平を言う。どなる。〈日葡辞書〉 ○輪をかけるわをかける 一層はなはだしいさまにする。話の内容などを誇張する。「彼は私に輪をかけた酒飲みだ」 ⇒わ【輪・環】 ○和を講ずるわをこうずる 戦争をやめて、和解することをとりきめる。講和する。福沢諭吉、瘠我慢の説「いよいよ勝敗の極きょくに至りて始めて―か」 ⇒わ【和】 ○和を以て貴しと為すわをもってとうとしとなす (聖徳太子の憲法十七条第1条として有名)他人との調和が大事であるということ。 ⇒わ【和】

広辞苑 ページ 21258