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えや‐は🔗🔉

えや‐は (副詞エ(得)に係助詞ヤ・ハの付いた語。疑問・反語の意)どうして…できようか。新古今和歌集「鳴く声を―しのばぬほととぎす」

え‐やみ🔗🔉

え‐やみ ①(「疫病」と書く)流行性の悪病。ときのけ。崇神紀「国の内に―多く」 ②(「瘧」と書く)おこり。わらわやみ。〈倭名類聚鈔3⇒えやみ‐ぐさ【瘧草】 ⇒えやみ‐の‐かみ【疫病の神】

えやみ‐ぐさ【瘧草】🔗🔉

えやみ‐ぐさ瘧草】 ①オケラの別称。 ②リンドウの古名。 ⇒え‐やみ

えやみ‐の‐かみ【疫病の神】🔗🔉

えやみ‐の‐かみ疫病の神】 病気をはやらせる神。疫神。今昔物語集20「―を賂まいないてこれを饗す」 ⇒え‐やみ

え‐よう【栄耀】‥エウ🔗🔉

え‐よう栄耀‥エウ (エイヨウの約)はなやかにおごること。贅沢ぜいたく。謡曲、邯鄲かんたん「栄華にも―にも、げにこの上やあるべき」 ⇒えよう‐ぐい【栄耀食い】 ⇒えよう‐づかい【栄耀使い】 ⇒えよう‐どうぐ【栄耀道具】 ⇒栄耀に餅の皮を剥く ⇒栄耀の隠し食い

え‐よう【絵様】ヱヤウ🔗🔉

え‐よう絵様ヱヤウ ①物のさまを絵に写した形。また、そのもの。絵図面。模様。源氏物語胡蝶「物の―にも書きとらまほしきに」 ②鎌倉時代以降の建築で、虹梁・木鼻などにほどこした模様または装飾彫刻。

えよう‐ぐい【栄耀食い】‥エウグヒ🔗🔉

えよう‐ぐい栄耀食い‥エウグヒ 食物にぜいたくなこと。 ⇒え‐よう【栄耀】

えよう‐づかい【栄耀使い】‥エウヅカヒ🔗🔉

えよう‐づかい栄耀使い‥エウヅカヒ ぜいたくなむだづかい。浄瑠璃、心中重井筒「女夫めおとの中の―か」 ⇒え‐よう【栄耀】

えよう‐どうぐ【栄耀道具】‥エウダウ‥🔗🔉

えよう‐どうぐ栄耀道具‥エウダウ‥ 必要以上の虚飾の道具。 ⇒え‐よう【栄耀】 ○栄耀に餅の皮を剥くえようにもちのかわをむく むく必要のない餅の皮をむいて食べるようにおごりたかぶるさま。 ⇒え‐よう【栄耀】 ○栄耀の隠し食いえようのかくしぐい 贅沢ぜいたくをするものが、かえって、人知れずつまらないものに手を出すこと。 ⇒え‐よう【栄耀】

広辞苑 ページ 2286