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おい‐がしら【老頭】🔗🔉

おい‐がしら老頭(→)「おいかんむり(老冠)」に同じ。

おい‐かぜ【追風】オヒ‥🔗🔉

おい‐かぜ追風オヒ‥ ①うしろから吹いてくる風。また舟の進む方向に吹く風。おいて。順風。源氏物語須磨「―さへそひて、まださるの時ばかりに、かの浦に着き給ひぬ」。「―に乗る」↔向かい風。 ②吹き通して行く、香りを運ぶ風。源氏物語花散里「大きなる桂の木の―に」 ③着物にたきしめた香の匂いを伝えて来る風。源氏物語若紫「君の御―いと殊なれば」 ④香木の名。 ⇒おいかぜ‐はんえん【追風半円】 ⇒おいかぜ‐ようい【追風用意】

おいかぜ‐はんえん【追風半円】オヒ‥ヱン🔗🔉

おいかぜ‐はんえん追風半円オヒ‥ヱン (→)可航半円に同じ。 ⇒おい‐かぜ【追風】

おいかぜ‐ようい【追風用意】オヒ‥🔗🔉

おいかぜ‐ようい追風用意オヒ‥ 通った後によい香りの漂うように、衣服に香をたきしめておくこと。徒然草「寝殿より御堂の廊に通ふ女房の―など」 ⇒おい‐かぜ【追風】

おい‐かた【負方】オヒ‥🔗🔉

おい‐かた負方オヒ‥ 借金。負債。

おい‐がつお【追鰹】オヒガツヲ🔗🔉

おい‐がつお追鰹オヒガツヲ 出し汁のうま味を増すために、鰹節を加えること。また、その鰹節。

おい‐がね【追金】オヒ‥🔗🔉

おい‐がね追金オヒ‥ (→)追銭おいせんに同じ。

おい‐か・る【老い嗄る】🔗🔉

おい‐か・る老い嗄る】 〔自下二〕 年をとって声がしわがれる。源氏物語総角「―・れにたれどいと功くうづきてたのもしう聞ゆ」

おい‐かわ【追河】オヒカハ🔗🔉

おい‐かわ追河オヒカハ ①コイ科の淡水産の硬骨魚。全長約20センチメートル。雄は臀びれが非常に大きい。背部は暗緑色、腹部は白色。分布が広く、川のやや上流の清い水にすみ、釣魚として知られる。ハエ。ヤマベ。〈毛吹草4〉 おいかわ(雄) オイカワ 提供:東京動物園協会 ②河で、魚を追いあげて漁すること。

広辞苑 ページ 2408