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老い耄れ】🔗🔉

老い耄れ】 (古くはオイホレ)おいぼれること。また、その人。多く、自分を卑下したり、相手をばかにしたりするときにいう。大唐西域記長寛点「老叟オイホレをして独り先名を擅ほしままにせ令むること無かれ」 おい‐ぼ・れる

老い耄れる】🔗🔉

老い耄れる】 〔自下一〕[文]おいほ・る(下二) 年老いて頭やからだのはたらきが鈍くなる。もうろくする。顕宗紀「―・れ虚うつけ」 おい‐まく

笈巻く】オヒ‥🔗🔉

笈巻くオヒ‥ (「笈を巻く」は旅に出立する意)人の死を忌んでいう語。 おい‐まく・る

追い捲る】オヒ‥🔗🔉

追い捲るオヒ‥ 〔他五〕 烈しく追いたてて逃げ走らせる。どこまでも烈しく追いかける。せきたてる。「仕事に―・られる」 おい‐まさ・る

生ひ優る】オヒ‥🔗🔉

生ひ優るオヒ‥ 〔自四〕 成長するにつれ立派になってゆく。源氏物語野分「こよなく―・り給ふなめりかし」 おい‐まつ

老松】🔗🔉

老松】 年月を経た松。長寿の象徴とされる。 おいまつ

老松】🔗🔉

老松】 ①能。世阿弥作の神物。太宰府の天満宮の神木である老松・飛梅の伝説を素材とし、天下泰平を祝福する。 ②常磐津・富本・清元・長唄・一中・地歌・河東の一つ。1に取材した祝儀曲。 おい‐まどわ・す

追ひ惑はす】オヒマドハス🔗🔉

追ひ惑はすオヒマドハス 〔他四〕 ①追い散らす。源氏物語玉鬘「我を悪しと思ひて―・しては」 ②とり逃す。源氏物語夕顔「―・して、なのめに思ひなしつべくは」 おい‐まわし

追回し】オヒマハシ🔗🔉

追回しオヒマハシ ①おいまわすこと。 ②使い走りをする者。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「―のやうに使うて」 ③歌舞伎囃子の一つ。相手が逃げるのを追い回す時、太鼓と三味線で演奏する。 ④馬場の中央に一条の土手を設け、その両端をあけて、騎者が馬場を一巡できるようにしたもの。 ⑤盤双六ばんすごろくで行う遊戯。盤面の両側に白黒の駒をおのおの6個並べ、采さいの目に従い早く駒がすべて敵陣地へ入った者を勝とする。 ⑥広い部屋の中央に板敷を残し、四周に畳を敷くこと。 ⑦四方に竹を立てて網を張り、魚を追いまわして捕らえる装置。 おい‐まわ・す

広辞苑 ページ 2424