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おうじょう‐いん【往生院】ワウジヤウヰン🔗⭐🔉
おうじょう‐いん【往生院】ワウジヤウヰン
①京都市右京区嵯峨清涼寺の西にあった浄土宗の尼寺。今はその地に真言宗の祇王寺ぎおうじがある。承元(1207〜1211)年間、法然の弟子念仏房の開基。平清盛の寵愛した祇王・祇女・仏御前が隠遁したので有名。
②東大阪市枚岡ひらおかにある浄土宗の寺。六万寺。745年(天平17)行基の創建。南北朝時代には楠木正行の陣所となり兵火で焼失。1654年(承応3)浄泉を開山として再興。俗称は楠公寺。
おうじょう‐ぎわ【往生際】ワウジヤウギハ🔗⭐🔉
おうじょう‐ぎわ【往生際】ワウジヤウギハ
①死にぎわ。
②ぎりぎりのところまで追いつめられたとき。また、そのときの態度。「―がわるい」
⇒おう‐じょう【往生】
おう‐しょうくん【王昭君】ワウセウ‥🔗⭐🔉
おう‐しょうくん【王昭君】ワウセウ‥
前漢の元帝の宮女。名を嬙しょう、字を昭君という(一説に名を昭君、字を嬙とも)。元帝の命で前33年に匈奴きょうどの呼韓邪単于こかんやぜんうに嫁し、夫の死後その子の妻となったという。中国王朝の政策の犠牲となった女性の代表として文学・絵画の題材となった。元曲「漢宮秋」はその代表。
おうじょう‐こう【往生講】ワウジヤウカウ🔗⭐🔉
おうじょう‐こう【往生講】ワウジヤウカウ
阿弥陀仏を念じて極楽往生を願う仏事。阿弥陀講。
⇒おう‐じょう【往生】
おうじょうじゅういん【往生拾因】ワウジヤウジフ‥🔗⭐🔉
おうじょうじゅういん【往生拾因】ワウジヤウジフ‥
永観が康和年間(1099〜1104)に著した仏書。1巻。一心に阿弥陀念仏を称名しょうみょうすれば必ず往生できる理由を10項目にわたって言及し、称名念仏を勧める。
おうじょう‐ずくめ【圧状竦め】アフジヤウ‥🔗⭐🔉
おうじょう‐ずくめ【圧状竦め】アフジヤウ‥
おどしつけて無理に承知させること。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「―の弁慶出立」
⇒おう‐じょう【圧状】
広辞苑 ページ 2466。