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おおうち‐ばん【大内版】オホ‥🔗🔉

おおうち‐ばん大内版オホ‥ 室町時代、周防国山口の大内氏が出版した版本の総称。大内義隆が料紙を明みんから輸入して印刷させた「聚分韻略しゅうぶんいんりゃく」など。大内本。山口本。山口版。 ⇒おおうち【大内】

おおうち‐びし【大内菱】オホ‥🔗🔉

おおうち‐びし大内菱オホ‥ 菱の花の形をした文様。花菱の一種で、菱の辺に凹みがある。戦国時代、周防の大内氏の家紋だったのでいう。元禄の頃流行。 ⇒おおうち【大内】

おおうち‐びと【大内人】オホ‥🔗🔉

おおうち‐びと大内人オホ‥ 伊勢神宮などで諸務をつかさどった官人。宇治大内人。おおうちんど。 ⇒おお‐うち【大内】

おおうち‐ひょうえ【大内兵衛】オホ‥ヒヤウヱ🔗🔉

おおうち‐ひょうえ大内兵衛オホ‥ヒヤウヱ 経済学者・財政学者。兵庫県生れ。東大教授。人民戦線事件で検挙。第二次大戦後は社会党左派に強い影響力を及ぼした。主著「財政学大綱」。(1888〜1980) 大内兵衛 撮影:田村 茂 ⇒おおうち【大内】

おお‐うちもの【大打物】オホ‥🔗🔉

おお‐うちもの大打物オホ‥ 太刀・薙刀なぎなた・長巻ながまきなど長大な武器。

おおうち‐やま【大内山】オホ‥🔗🔉

おおうち‐やま大内山オホ‥ ①皇居。禁中。大内。源氏物語末摘花「もろともに―は出でつれど」 ②京都市右京区仁和寺の北の山。宇多天皇の離宮があった。 ⇒おお‐うち【大内】

おおうち‐ゆうじ【大内熊耳】オホ‥イウ‥🔗🔉

おおうち‐ゆうじ大内熊耳オホ‥イウ‥ 江戸中期の儒学者。陸奥国三春の人。秋元澹園あきもとたんえんに入門、ついで荻生徂徠に学ぶ。唐津藩儒。明の李于鱗りうりんの詩文に傾倒。著「熊耳先生文集」など。(1697〜1776) ⇒おおうち【大内】

おおうち‐よしおき【大内義興】オホ‥🔗🔉

おおうち‐よしおき大内義興オホ‥ 室町後期の武将。山口に拠って中国西部・九州北部を領し、足利義稙を擁して入京、管領代となり一時幕権をにぎる。明と交易して財力を豊富にした。(1477〜1528) ⇒おおうち【大内】

広辞苑 ページ 2516