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おお‐ぜに【大銭】オホ‥🔗🔉

おお‐ぜに大銭オホ‥ 1枚が一文銭何枚かに当たる大形の貨幣。十文銭に通用した寛永通宝など。洒落本、道中粋語録どうちゅうすごろく「―のウ一本くれさつしやつたから」

おおせ‐ぶみ【仰文】オホセ‥🔗🔉

おおせ‐ぶみ仰文オホセ‥ (→)仰書おおせがきに同じ。 ⇒おおせ【仰せ】

おお‐ぜり【大芹】オホ‥🔗🔉

おお‐ぜり大芹オホ‥ 〔植〕ドクゼリの別称。

おお・せる【果せる】オホセル🔗🔉

おお・せる果せるオホセル 〔自下一〕[文]おほ・す(下二) (動詞の連用形に付いて)しとげる。はたす。源氏物語末摘花「いとよう書き―・せたり」。「隠し―・せることではない」

おお‐せんじ【大宣旨】オホ‥🔗🔉

おお‐せんじ大宣旨オホ‥ 大臣が宣し、弁官が草する宣旨で、太政官から被管の諸司もしくは社寺などに下した公文書。↔小宣旨

おお‐ぞうオホ‥🔗🔉

おお‐ぞうオホ‥ (オホは「大」か。ゾウは仮名遣い不明。一説にオホザフ(大雑)からとも)おおかた。通りいっぺん。おおざっぱ。源氏物語帚木「かやうに―なる御厨子などに打ち置き散らし給ふべくもあらず」

おお‐そうじ【大掃除】オホサウヂ🔗🔉

おお‐そうじ大掃除オホサウヂ 平常は手のとどかない家の隅々までも、大規模に掃除すること。島崎藤村、家「―の日は、塵埃ごみを山のやうに積んだ荷馬車が三吉の家の前を通り過ぎた」

おお‐そうだい【大総代】オホ‥🔗🔉

おお‐そうだい大総代オホ‥ (→)大庄屋おおじょうやに同じ。

おお‐そうりょう【大総領】オホ‥リヤウ🔗🔉

おお‐そうりょう大総領オホ‥リヤウ 本家の総領。

おお‐ぞこ【大底】オホ‥🔗🔉

おお‐ぞこ大底オホ‥ 取引相場で、一定期間内の最安値。また、暴落でさがり切った最低値段。

おお‐そで【大袖】オホ‥🔗🔉

おお‐そで大袖オホ‥ ①令制の礼服らいふくの表衣うわぎで、袖口が広く、たもとが長いもの。下着の小袖に対する呼称。即位・朝賀の大儀の際に着用。 大袖 ②大鎧おおよろいの袖。→大鎧(図)。 ③幅広く仕立てた袖。

広辞苑 ページ 2564