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あざ【字】🔗🔉

あざ】 町村内の区画の名。大字と小字とがあり、普通は後者を単に字という。

あざ【痣・黶】🔗🔉

あざ痣・黶】 皮膚に生じる赤・青・黒褐色などの斑紋。皮下出血や湿疹治療後の一過性色素沈着のほか、一般には皮膚を構成する表皮細胞・色素細胞・血管・脂腺細胞などの局所的増生(母斑)による限局的皮膚着色をいう。今昔物語集5「顔に―有る男」→母斑

あざ【青一・阿座】🔗🔉

あざ青一・阿座】 めくりカルタの青札の「一」のこと。役やくを作る強い札の一つ。一説に、当初の図柄の竜が崩れて痣あざのように見えることからいう。

あさ‐あがり【朝上がり】🔗🔉

あさ‐あがり朝上がり】 朝になってから雨が上がること。

あさ‐あけ【浅緋】🔗🔉

あさ‐あけ浅緋】 うすい朱色。令制による五位の当色とうじき。源氏物語順集「―の衣さへにぞ沈みそめけむ」

あさ‐あけ【朝あけ】🔗🔉

あさ‐あけ朝あけ】 (「あけ」は朱の意)(→)「朝焼け」に同じ。

あさ‐あけ【朝明け】🔗🔉

あさ‐あけ朝明け】 朝、空が明るくなること。また、その時。夜あけ。明けがた。

あさ‐あさ【浅浅】🔗🔉

あさ‐あさ浅浅】 ①あっさりとしたさま。うっすらとしたさま。中華若木詩抄「うす墨を以て―と書いた花」 ②考えが浅いさま。軽々しいさま。 ③(女房詞)浅漬。

あざ‐あざ【鮮鮮】🔗🔉

あざ‐あざ鮮鮮】 あざやかであること。はっきりしていること。紫式部日記「水の色はなやかに―として」

あさ‐あさ・し【浅浅し】🔗🔉

あさ‐あさ・し浅浅し】 〔形シク〕 奥底が見えるようだ。あさはかである。軽々しい。古今著聞集15「誠になにのいみじき事とても、―・しくちりぬれば、念なかりぬべし」

あざ‐あざ・し【鮮鮮し】🔗🔉

あざ‐あざ・し鮮鮮し】 〔形シク〕 むき出しである。あざやかである。謡曲、賀茂「―・しくは申さねども」

あさ‐あめ【朝雨】🔗🔉

あさ‐あめ朝雨】 朝降る小雨。古事記「―の霧に立たむぞ」 ⇒朝雨馬に鞍置け ⇒朝雨に傘いらず ○朝雨馬に鞍置けあさあめうまにくらおけ 朝雨はすぐ晴れるものだから外出の用意をせよ。 ⇒あさ‐あめ【朝雨】 ○朝雨に傘いらずあさあめにかさいらず 朝雨はすぐ晴れるものだから傘の用意はいらない。 ⇒あさ‐あめ【朝雨】

広辞苑 ページ 264