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○朝雨に傘いらずあさあめにかさいらず🔗🔉

○朝雨に傘いらずあさあめにかさいらず 朝雨はすぐ晴れるものだから傘の用意はいらない。 ⇒あさ‐あめ【朝雨】 あさ‐あらし朝嵐】 朝、強く吹く風。 アザーンadhān アラビア】 イスラムの礼拝の刻限を知らせる呼びかけ。「アッラーは偉大なり」に始まり「アッラーのほかに神なし」で終わる七つの定型句から成る。モスクの塔の上などから肉声で朗詠。 あさい浅井‥ヰ 姓氏の一つ。 ⇒あさい‐ちゅう【浅井忠】 ⇒あさい‐ながまさ【浅井長政】 ⇒あさい‐りょうい【浅井了意】 あさ‐い朝寝】 あさね。万葉集10「―か寝けむ」 あさ・い浅い】 〔形〕[文]あさ・し(ク) ①表面・外面から中に入って距離が少ない。万葉集7「広瀬川袖つくばかり―・きをや」。源氏物語夕霧「―・きやうなる御座のほどにて、人の御けはひ、おのづからしるし」。「―・い流れ」「傷は―・い」 ②それまでに経過した日時が少ない。山家集「春―・き篠すずの籬まがきに」。「知り合ってまだ日が―・い」 ③色や香の付き方が少ない。薄い。あわい。源氏物語藤裏葉「二葉より名だたる園の菊なれば―・き色分く露もなかりき」 ④程度が軽い。源氏物語明石「あながちなりける契りを思すにも―・からずあはれなり」。紫式部日記「三宝をそしる罪は―・しとやは説き給ふなる」。今昔物語集13「持者も徳行―・し」。「関係が―・い」「経験が―・い」 ⑤地位が低い。源氏物語梅枝「位―・く何となき身の程」 ⑥心の使い方に不足があり不満である。宇津保物語祭使「当時の博士あはれみ―・く貪欲深くして」。源氏物語梅枝「よろづの事、むかしには劣りざまに、―・くなりゆく世の末なれど」。今昔物語集3「阿難は有学の人にて智恵―・し」。「底の―・い人物」「理解が―・い」 あさ‐いい朝飯‥イヒ 朝の食事。あさめし。 あさ‐いち朝一】 その日の朝一番に行うこと。「―で予約を入れる」 あさ‐いち朝市】 朝ひらく野菜・魚などの市。「熊野川川原の家の―に花買ひをれば小雨ふりきぬ」(鉄幹) あさ‐いちげん朝一見】 婚礼の日の朝、初婿入りをすること。迎え一見。 あさい‐ちゅう浅井忠‥ヰ‥ 洋画家。江戸生れ。工部美術学校でフォンタネージに学び、小山正太郎らと1889年(明治22)明治美術会を創立。フランスに留学し、印象派とアール‐ヌーヴォーを摂取。晩年は関西洋画・工芸の振興に尽くした。作「グレーの秋」「春畝」など。(1856〜1907) ⇒あさい【浅井】 あさ‐いと麻糸】 麻の繊維で製した糸。 あさいな朝比奈・朝夷‥ヒナ ①(アサヒナとも)姓氏の一つ。和田義盛の子義秀が安房国朝夷に住み、朝比奈を称した。 ②狂言。閻魔えんまが朝比奈義秀を地獄へ責め落とそうとするが、逆に引きまわされ、ついにその供をして極楽へ案内する。 ⇒あさいな‐しまめぐり【朝比奈島回り】 ⇒あさいな‐しまめぐりのき【朝夷巡島記】 ⇒あさいな‐よしひで【朝比奈義秀】 あさい‐ながまさ浅井長政‥ヰ‥ (姓はアザイとも)戦国時代の武将。近江国小谷おだにの城主。祖父亮政すけまさ・父久政とともに浅井三代と呼ばれ、近江北東部に勢力を張る。朝倉義景に味方して信長・家康と姉川に戦って敗れ、のち再び信長に攻められ自刃。信長の妹お市の方を妻とし、淀君の父。(1545〜1573) ⇒あさい【浅井】 あさいな‐しまめぐり朝比奈島回り‥ヒナ‥ 朝比奈三郎義秀が一目国・小人国などを巡遊した伝説。金平きんぴら本では「あさいなしまわたり」。 ⇒あさいな【朝比奈・朝夷】 あさいな‐しまめぐりのき朝夷巡島記‥ヒナ‥ 読本よみほん。8編40巻。初〜6編曲亭馬琴、7・8編松亭金水作。朝夷三郎義秀の伝記を脚色。1815〜58年(文化12〜安政5)刊。朝夷巡島記全伝。 ⇒あさいな【朝比奈・朝夷】 あさいな‐よしひで朝比奈義秀‥ヒナ‥ 和田義盛の子。母は巴御前と伝える。三郎と称。水練に長じ、大力無双という。1213年(建保1)父義盛が北条氏を攻めて敗れた時、安房に走り、のち不詳。種々の伝説があり、小説・演劇・舞踊の題材となる。(1176〜 ) ⇒あさいな【朝比奈・朝夷】 あさいの阿佐井野‥ヰ‥ 姓氏の一つ。 ⇒あさいの‐そうずい【阿佐井野宗瑞】 あさいの‐そうずい阿佐井野宗瑞‥ヰ‥ 室町時代の医師。堺に住み、明の医書「医書大全」や「論語」などを翻刻刊行した。( 〜1531) ⇒あさいの【阿佐井野】 あさい‐りょうい浅井了意‥ヰレウ‥ 江戸前期の仮名草子作者。号、瓢水子・松雲。京都の本性寺の住職。内典・外典に通じ、仏書の国字解に従事。著「可笑記評判」「東海道名所記」「伽婢子おとぎぼうこ」など。( 〜1691) →文献資料[伽婢子] ⇒あさい【浅井】 あさ・う浅ふアサフ 〔自下二〕 ①浅い状態にある。位などが、低い。源氏物語竹河「まだ位なども―・へたる程を」 ②あさはかである。思慮が足りない。源氏物語「かく―・へ給へる女の御志にだに」 あざ・う糾ふアザフ 〔他下二〕 より合わせる。組み合わせる。あざなう。今昔物語集1「膝を地に着けて、二の手を―・へて」 あさうず‐の‐はし浅水の橋アサウヅ‥ ⇒あさんずのはし あさ‐うたい朝謡‥ウタヒ 朝、謡曲をうたうこと。 ⇒朝謡は貧乏の相

広辞苑 ページ 265 での○朝雨に傘いらず単語。