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おき‐かき【燠掻き】🔗🔉

おき‐かき燠掻き】 ①燠をかきたてまたはかきよせるのに用いる鉄製の道具。ひかき。 ②燠を持ち運ぶ鉄器。十能。

おき‐がけ【沖懸け】🔗🔉

おき‐がけ沖懸け】 船で沖を走ること。義経記7「―に三十三里」

おき‐がけ【起き掛け】🔗🔉

おき‐がけ起き掛け】 寝床から起き出したばかりのこと。また、その時。おきしな。おきぬけ。

おき‐がさ【置き傘】🔗🔉

おき‐がさ置き傘】 不意の降雨に備えて、勤め先などに日常置いておく傘。

おぎ‐かぜ【荻風】ヲギ‥🔗🔉

おぎ‐かぜ荻風ヲギ‥ 荻を吹きうごかす風。多く「招ぎ風」とかけて用いる。和泉式部日記「―は吹かばいもねで」

おき‐がた【置型】🔗🔉

おき‐がた置型】 型紙を置いた布の上から絵具を擦りつけ、模様としたもの。

おき‐かんばん【置看板】🔗🔉

おき‐かんばん置看板】 ①衝立ついたて式の看板。 ②人の注意を引くだけで役に立たないもの。

おき‐ぎもの【沖着物】🔗🔉

おき‐ぎもの沖着物】 漁師が沖に出る時に着る厚手の着物。

おきく【お菊】🔗🔉

おきくお菊】 「皿屋敷」の女主人公。

おき‐ぐすり【置き薬】🔗🔉

おき‐ぐすり置き薬】 家庭に常備しておく薬。特に、あらかじめ所定の薬を家庭に置き、巡回する販売員が使った分だけ代金と引き換えに補充するしくみの家庭薬。富山の薬売りによるものが有名。

おき‐くち【置き口】🔗🔉

おき‐くち置き口】 (オキグチとも)箱のふたや衣服の袖口などを縁どりして金銀などで飾ること。また、その縁。宇津保物語吹上上「―の衣箱一つに」

おきく‐むし【阿菊虫・螠虫】🔗🔉

おきく‐むし阿菊虫・螠虫】 ジャコウアゲハの蛹さなぎの俗称。枝などに尾端を固着し、胸部は1本の糸で枝に懸かる。その形を「お菊」の縛られた姿になぞらえていう。

おきくものがたり【おきく物語】🔗🔉

おきくものがたりおきく物語】 淀君の侍女おきくが、1615年(元和1)大坂落城の際の城内のありさまを、後年に語った記録。1巻。成立年未詳。1837年(天保8)刊。 →文献資料[おきく物語]

おき‐くら【置座】🔗🔉

おき‐くら置座】 物をのせておく台。たな。祝詞、大祓詞「千座ちくらの―に」

広辞苑 ページ 2676