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おざわ‐ろあん【小沢蘆庵】ヲザハ‥🔗🔉

おざわ‐ろあん小沢蘆庵ヲザハ‥ 江戸中期の歌人・歌学者。名は玄仲はるなか、別号観荷堂。難波生れ。京都に住み、冷泉為村に学ぶ。思いのままを自由な言葉で表現する「ただこと歌」を提唱。平安の和歌四天王の一人。歌論「ちりひぢ」、家集「六帖詠草」など。(1723〜1801) ⇒おざわ【小沢】

おさん🔗🔉

おさん (「御爨おさん」か、「御三の間」の「御三」からか) ①(江戸語)めしたき女。女中。下女。「おさんどん」とも。浮世風呂「釈迦も孔子も―も権助も生れたままの容すがたにて」 ②浄瑠璃「心中天の網島」中の人物。紙屋治兵衛の妻。 ③浄瑠璃「大経師昔暦」中の人物。大経師以春の妻。

お‐さん【御産】🔗🔉

お‐さん御産】 「産」の丁寧語。「娘の―」

お‐さんじ【御三時】🔗🔉

お‐さんじ御三時(→)「おやつ」に同じ。

お‐ざん・す🔗🔉

お‐ざん・す 〔自サ変〕 (遊里語)「ある」「居る」を丁寧に言う語。ございます。

おさん‐どん🔗🔉

おさん‐どん 女中。下女。転じて、台所仕事。→おさん

おざん‐ない🔗🔉

おざん‐ない (オザ(御座)ナイの転)ございません。ありません。東海道中膝栗毛2「子がなけりやあ孫も―」

おさん‐の‐ま【御三の間】🔗🔉

おさん‐の‐ま御三の間】 江戸城奥の室名から転じて、そこに詰める女中。御台所の居間の掃除、湯水・火鉢・煙草盆などをつかさどり、上級女中の雑用も勤める。

オザンファン【Amédée Ozenfant】🔗🔉

オザンファンAmédée Ozenfant】 フランスの画家・美術理論家。キュビスムをより純化させたピュリスム(純粋主義)をル=コルビュジエと共に推進した。共著に「近代絵画」。(1886〜1966)

おさん‐もへえ【おさん茂兵衛】‥ヱ🔗🔉

おさん‐もへえおさん茂兵衛‥ヱ 京都烏丸大経師の妻おさんと手代茂兵衛とが姦通し、1683年(天和3)洛中引きまわしの上、死刑になった巷説。「大経師おさん歌祭文」に歌われ、井原西鶴「好色五人女」の第3話、近松門左衛門の浄瑠璃「大経師昔暦」の題材。

広辞苑 ページ 2760