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おそ‐あがり【遅上がり】🔗⭐🔉
おそ‐あがり【遅上がり】
4月2日以後に生まれて、同じ年の生れだが、小学校の入学が1年後になることの俗称。↔早上がり
おそ‐あし【遅足】🔗⭐🔉
おそ‐あし【遅足】
そろそろあるくこと。徐行。
おそい【襲】オソヒ🔗⭐🔉
おそい【襲】オソヒ
①おおい。枕草子99「―・棟などに、ながき枝を葺きたるやうにさしたれば」
②うわぎ。おすい。宇津保物語初秋「御―はいづれをか奉らむ」
③屏風びょうぶのふちのそえ木。栄華物語衣珠「―にはみな蒔絵したり」
④冠。〈類聚名義抄〉
⑤屋根の板の上のおさえ。源平盛衰記34「散々に射、弓矢なきものは―の石木を以て打ちければ」
⑥鞍くら。
⇒おそい‐ば【襲羽】
おそ・い【遅い】🔗⭐🔉
おそ・い【遅い】
〔形〕[文]おそ・し(ク)
生長力・生命力の活動が、にぶく乏しい意が原義。
①(「鈍い」とも書く)
㋐(頭脳や心の働きが)にぶい。おろそかである。万葉集12「心―・く手向けしたれや」
㋑動作を行うのに時間がかかる。緩慢である。のろい。宇津保物語楼上下「宮たち、手―・しとのたまひて、吹きひきあはせ給へり」。倭名類聚鈔11「駑、於曾岐宇万」。「―・い車を追い越す」「仕事が―・い」
②(「晩い」とも書く)
㋐間にあわない。時機におくれ役に立たない。宇津保物語蔵開中「上より―・しとて召せば」。狂言、胸突「表から出ましたなら―・からうと存じ裏道へむけて追つかけまするとて」。「一足―・かった」「今からでも―・くはない」
㋑時間がかなりたっている。夜がふけていることをいう場合が多い。万葉集6「高円山を高みかも出で来る月の―・く照るらむ」。「朝―・くまで寝ている」「もう―・いからお暇いとまします」
㋒時間的にあとである。「今年の梅雨明けは―・い」
⇒おそかりし由良之助
⇒遅きに失する
広辞苑 ページ 2804。