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おそらく‐は【恐らくは】🔗🔉

おそらく‐は恐らくは】 〔副〕 「恐らく」に同じ。二教論勘文久寿点「懼ヲソラクハ吾を傷やぶらむことを」 ⇒おそらく【恐らく】

おそり【恐り】🔗🔉

おそり恐り】 心配。不安。おそれ。土佐日記「このわたり、海賊の―ありといへば、神仏を祈る」

おそ・る【恐る】🔗🔉

おそ・る恐る】 [一]〔自四・上二〕 「おそる」(下二)の古形。漢文の訓点に見える。史記孝文本紀延久点「遺徳を羞はずかしめむことを畏オソラは」。地蔵十輪経元慶点「後世の苦果を見ず畏オソリじ」 [二]〔自下二〕 ⇒おそれる(下一)

おそる‐おそる【恐る恐る】🔗🔉

おそる‐おそる恐る恐る】 〔副〕 おそれかしこまって。こわごわ。「―御前に進み出る」「―火口をのぞく」

おそる‐べき【恐るべき】🔗🔉

おそる‐べき恐るべき】 ①恐れるのが当然な。「―伝染病」 ②程度がはなはだしい。「―能力の持主」

おそれ【恐れ・畏れ・虞】🔗🔉

おそれ恐れ・畏れ・虞】 ①おそれること。恐怖。「―を抱く」 ②よくないことが起こるのではないかという心配。気づかい。不安。「失敗する―がある」「大雨の―」 ③かしこまること。敬意。平治物語(金刀比羅本)「君を後になしまゐらせむが―なれば」 ◇一般には「恐」。2には「虞」も、3には「畏」も使う。 ⇒おそれ‐げ【恐れ気】 ⇒恐れをなす ○恐れ入谷の鬼子母神おそれいりやのきしもじん 「恐れ入る」の洒落しゃれ。「入り」を地名の「入谷」にかけ、江戸人の信仰を集めて有名な鬼子母神と続けたもの。花暦八笑人「むかしから古いしやれの氏神は、今の―様だから」 ⇒おそれ‐い・る【恐れ入る・畏れ入る】

広辞苑 ページ 2810