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おに‐ここめ【鬼ここめ】🔗🔉

おに‐ここめ鬼ここめ】 醜悪な鬼。十訓抄「―をも物ならず思へる武士はおそろしきものぞ」

おに‐ごころ【鬼心】🔗🔉

おに‐ごころ鬼心】 鬼のようなむごい心。落窪物語3「―の人も、え憎みたてまつらじ」

おに‐ごっこ【鬼ごっこ】🔗🔉

おに‐ごっこ鬼ごっこ】 子供の遊戯の一つ。鬼になった者が他の者を追いまわし、つかまった者が次の鬼となる。おにあそび。おにごと。

おに‐ごと【鬼事】🔗🔉

おに‐ごと鬼事】 ①能や狂言などの鬼の演技。また、その演目。鬼物。 ②おにごっこ。

おに‐ころし【鬼殺し】🔗🔉

おに‐ころし鬼殺し】 辛くて強い酒。また、きつくて悪酔いをする酒。俚言集覧「鬼殺し。酒名、麁悪そあくなる酒をいふ、又おによけともいふ」

おに‐さくざ【鬼作左】🔗🔉

おに‐さくざ鬼作左】 (性質が勇猛だったからいう)本多作左衛門重次のあだ名。

おに‐ザラサ【鬼更紗】🔗🔉

おに‐ザラサ鬼更紗】 太い糸で織った綿布に染めた更紗。

お‐にし【御西】🔗🔉

お‐にし御西】 西本願寺(本派本願寺)の敬称。

おに・し【鬼し】🔗🔉

おに・し鬼し】 〔形シク〕 鬼のようである。荒々しく恐ろしい。源氏物語玉鬘「かの―・しき人の追ひ来るにやと思ふに」

おに‐しばり【鬼縛り】🔗🔉

おに‐しばり鬼縛り】 ジンチョウゲ科の落葉低木。高さ約1メートル。葉は秋に生じ翌年夏に落葉するのでナツボウズともいう。春、ジンチョウゲに似た淡黄緑色の花を開き、楕円形の果実は赤熟、有毒。樹皮は和紙の原料。樹皮が非常に強いことからの名。

おに‐しぼり【鬼絞り】🔗🔉

おに‐しぼり鬼絞り】 絞り染の一種。大きく括くくりよせて絞ったもの。

おにしみず【鬼清水】‥シミヅ🔗🔉

おにしみず鬼清水‥シミヅ 狂言。(→)「清水」に同じ。

おに‐すぎはら【鬼杉原】🔗🔉

おに‐すぎはら鬼杉原】 和紙の名。漉込すきこみ杉原および小高檀紙こだかだんしの別称。

おに‐そてつ【鬼蘇鉄】🔗🔉

おに‐そてつ鬼蘇鉄】 ソテツ科の常緑植物。南アフリカ東部の原産。幹は2メートルに達し、上部は綿毛で覆われる。葉は長さ1〜2メートルの羽状葉で、束生。明治初年に日本に移入。観賞用として温室などで栽培。

広辞苑 ページ 2914