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おもい‐ちが・える【思い違える】オモヒチガヘル🔗🔉

おもい‐ちが・える思い違えるオモヒチガヘル 〔他下一〕[文]おもひちが・ふ(下二) 考えちがいをする。おもいあやまる。「別の事柄と―・える」

おもい‐つき【思い付き】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐つき思い付きオモヒ‥ 思いついたこと。工夫。着想。または、いいかげんな考え。気まぐれ。「―にすぎない」

おもい‐つ・く【思い付く】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐つ・く思い付くオモヒ‥ [一]〔自五〕 (もと、思いが着く、心を寄せる意。他動詞としても用いる) ①考えがふと心に浮かぶ。忘れたことなどを、ふと思い出す。思い及ぶ。「名案を―・く」 ②恋心が生ずる。万葉集13「若草の―・きにし君が目に」 [二]〔他下二〕 考えを心に浮かべる。考えをよび起こす。建礼門院右京大夫集「枕にも人にも心―・けて」

おもい‐つづ・ける【思い続ける】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐つづ・ける思い続けるオモヒ‥ 〔他下一〕[文]おもひつづ・く(下二) ①一つの事を絶えず思う。源氏物語帚木「君は人一人の御有様を心のうちに―・け給ふ」 ②思いを述べる。述懐する。平家物語6「君かくれさせ給ひぬと承つて、かうぞ―・けける」

おもい‐つつ・む【思ひ包む】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐つつ・む思ひ包むオモヒ‥ 〔他四〕 ①遠慮する。源氏物語行幸「見苦しき有様にやと―・み給ふを」 ②心に秘める。源氏物語玉鬘「ひとへに物を―・み」

おもい‐つの・る【思い募る】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐つの・る思い募るオモヒ‥ 〔自五〕 思いがますますはげしくなる。

おもい‐づま【思い夫・思い妻】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐づま思い夫・思い妻オモヒ‥ いとしい夫。また、いとしい妻。万葉集13「―心に乗りて」。古事記「仲さだめる―あはれ」

おもい‐つ・む【思ひ積む】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐つ・む思ひ積むオモヒ‥ 〔自四〕 幾重にも思う。思いがかさなる。万葉集9「長き日に―・み来し憂へはやみぬ」

おもい‐つ・める【思い詰める】オモヒ‥🔗🔉

おもい‐つ・める思い詰めるオモヒ‥ 〔他下一〕[文]おもひつ・む(下二) 一途いちずに深く思う。ひたすらにそのことを思って悩む。伊勢物語「おぼつかなく―・めたること、すこしはるかさん」。「―・めて死を選ぶ」

広辞苑 ページ 3006