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あさゆく‐つき【朝行く月】🔗🔉

あさゆく‐つき朝行く月】 朝まで残っている月影。残月。頼政集「あまの原―のいたづらに」

あさ‐よい【朝宵】‥ヨヒ🔗🔉

あさ‐よい朝宵‥ヨヒ あさゆう。あさばん。万葉集1「―にかへらひぬれば」

あさ‐らか【浅らか】🔗🔉

あさ‐らか浅らか】 浅いさま。うすいさま。万葉集12「つきそめの浅らの衣―に思ひて妹に逢はむものかも」

あざ‐らか【鮮らか】🔗🔉

あざ‐らか鮮らか】 あざやかであるさま。新鮮でいきいきとしているさま。土佐日記「或る人―なるもの持て来たり」

あざら‐け・し【鮮らけし】🔗🔉

あざら‐け・し鮮らけし】 〔形ク〕 あざやかである。新鮮でいきいきとしている。毛詩抄「玼は―・い貌ぞ」。〈日本霊異記訓釈〉

あざらし【海豹】🔗🔉

あざらし海豹】 食肉類アザラシ科の哺乳類の総称。10属19種。体長1〜2メートルで、キタゾウアザラシやミナミゾウアザラシは6メートルに達する。泳ぎに適した体形で、耳介がなく、首は短い。後足は完全に後向き。寒帯の海にすむが、出産は陸上または氷上。北海道近海にはゴマフアザラシ・ワモンアザラシ・ゼニガタアザラシなどがいる。脂肪は保革油などに用いる。ネツブ。 ゴマフアザラシ 提供:東京動物園協会 ⇒あざらし‐し‐しょう【海豹肢症】

あざらし‐し‐しょう【海豹肢症】‥シヤウ🔗🔉

あざらし‐し‐しょう海豹肢症‥シヤウ 四肢の長骨が欠損または未発達のまま生まれる奇形。手足が極端に短くアザラシに似る。遺伝または妊娠中の外因(サリドマイドの服用など)によって起こる。短肢症。 ⇒あざらし【海豹】

あさり【浅り】🔗🔉

あさり浅り】 川の水の浅い所。浅瀬。古今著聞集1「―にはしばしよどむぞ」

あさり【漁】🔗🔉

あさり】 漁ること。万葉集7「夕凪に―する鶴たず

あさり【浅蜊・蛤仔】🔗🔉

あさり浅蜊・蛤仔】 マルスダレガイ科の二枚貝。貝殻は卵形で殻長約5センチメートル。殻表は布目状で帯白色・青灰色など、斑紋にはさまざまな個体変異がある。肉は美味。日本各地の、淡水が流れこむ内湾の砂泥中にすみ、水産業上の重要種。〈[季]春〉

広辞苑 ページ 301