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おも‐がろ・し【面軽し】🔗🔉

おも‐がろ・し面軽し】 〔形ク〕 あらあらしくない。おとなしい。

おも‐がわり【面変り】‥ガハリ🔗🔉

おも‐がわり面変り‥ガハリ 顔つきや様子の変わること。源氏物語賢木「―せむことあはれにおぼさるれば」

おも‐き【重木・主木】🔗🔉

おも‐き重木・主木】 和船で、船腹から船底にかけての湾曲部に用いた「く」の字形に刳り出した部材。これを用いた船の造りを重木造りという。→丸木船

おも‐きゃく【重客】🔗🔉

おも‐きゃく重客】 おもだった客。都鄙問答「―の分は是非とも自らせられ候」

おも‐ぎらい【面嫌い】‥ギラヒ🔗🔉

おも‐ぎらい面嫌い‥ギラヒ 幼児が見知らぬ人を見てきらって泣くこと。人見知り。宇津保物語国譲中「犬宮は…大臣をば怖ぢず―をもせず」 ○重きをおくおもきをおく 重視する。 ⇒おも・い【重い】 ○重きをなすおもきをなす 重んじられている。 ⇒おも・い【重い】

おも‐くさ【面瘡】🔗🔉

おも‐くさ面瘡】 顔面にできるかさ。にきび・そばかすの類。好色一代男2「目のうち涼しく、―繁く見えて」

おもく・す【重くす】🔗🔉

おもく・す重くす】 〔他サ変〕 「おもんず」に同じ。源氏物語絵合「才学といふもの、世にいと―・するものなればにやあらん」

おも‐くるし・い【重苦しい】🔗🔉

おも‐くるし・い重苦しい】 〔形〕[文]おもくる・し(シク) 押さえつけられるようである。息苦しい。気分がふさぐ。「―・い雰囲気」

おも‐く・れる【重くれる】🔗🔉

おも‐く・れる重くれる】 〔自下一〕 おもたそうである。おもくるしそうである。くどくどしい。好色一代女2「常なる着物の下がへに綿を含ませ、其姿―・れて」

おも‐くろ・い【面黒い】🔗🔉

おも‐くろ・い面黒い】 〔形〕 ①「面白い」をたわむれに反対に言ったもので、「面白い」と同意。東海道中膝栗毛「こいつ―・いと、かのげたをはきて」 ②近世、「面白くない」をしゃれて言ったもの。つまらない。

おも‐くろし・い【重くろしい】🔗🔉

おも‐くろし・い重くろしい】 〔形〕 「おもくるしい」に同じ。(主として明治期に用いた語)

おも‐げぎょ【本懸魚】🔗🔉

おも‐げぎょ本懸魚】 〔建〕破風はふの拝おがみの下にある懸魚。↔降懸魚くだりげぎょ

広辞苑 ページ 3022