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面無】🔗🔉

面無】 (オモナシの語幹) ①面目ないこと。恥かしいこと。源氏物語玉鬘「―の人やとすこしうちわらひ給ふも」 ②あつかましいこと。源氏物語紅葉賀「―のさまやと見給ふも憎けれど」 おも‐なが

面長】🔗🔉

面長】 ①顔の長めなこと。「―の美人」 ②好人物であること。まがぬけていること。おめでたいこと。傾城禁短気「いかさま大臣は賢過ぎたより、ちと―な方がよく」 おも‐な・し

面無し】🔗🔉

面無し】 〔形ク〕 ①人にあわせる顔がない。恥かしい。面目ない。源氏物語真木柱「いと―・う人笑へなる事なり」 ②あつかましい。竹取物語「―・きことをば恥を棄つとはいひける」 ↔おもだたし おも‐ならい

重習い】‥ナラヒ🔗🔉

重習い‥ナラヒ 能などの芸道の習い物のうち特別に重視するもの。→習い物2 おも‐な・る

面馴る】🔗🔉

面馴る】 〔自下二〕 ①見馴れる。蜻蛉日記「綱引く駒も―・れにけり」 ②馴れて平気になる。枕草子184「観じもてゆくに、おのづから―・れぬべし」 おも‐なれ

面馴れ】🔗🔉

面馴れ】 おもなれること。顔なじみ。新古今和歌集「年を経て住むべき宿の池水は星合の影も―やせん」 おも‐に

重荷】🔗🔉

重荷】 ①目方の重い荷物。 ②重すぎる負担。重任。「親の期待が―になる」 ③船荷の運賃を重量によって計算するもの。重量荷物。 ⇒重荷に小付 ⇒重荷を下ろす オモニ (朝鮮語ŏmŏni)母。母親。お母さん。 おも‐に

主に】🔗🔉

主に】 〔副〕 主として。もっぱら。「―外国へ輸出される」 おも‐にく・し

面憎し】🔗🔉

面憎し】 〔形ク〕 顔を見るのもにくい。つらにくい。枕草子92「―・きまでいへば」 ○重荷に小付おもににこづけ 重い負担の上に、さらに負担の加わること。 ⇒おも‐に【重荷】 ○重荷を下ろすおもにをおろす [穀梁伝昭公29年]心配事がなくなって安心する。責任を果たして、重い負担を免れる。 ⇒おも‐に【重荷】 おも‐ね

広辞苑 ページ 3035