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かい‐ねり【掻練・皆練】🔗🔉

かい‐ねり掻練・皆練】 (カキネリの音便) ①練って膠質にかわしつを落としやわらかにした絹。ねりぎぬ。宇津保物語国譲上「唐綾の―」↔生絹きぎぬ。 ②襲かさねの色目。表裏ともに紅。冬から春まで用いる。かいねりがさね。 ⇒かいねり‐がさね【掻練襲】

かいねり‐がさね【掻練襲】🔗🔉

かいねり‐がさね掻練襲(→)掻練2に同じ。 ⇒かい‐ねり【掻練・皆練】

かい‐ねん【改年】🔗🔉

かい‐ねん改年】 改まった年。新年。

がい‐ねん【艾年】🔗🔉

がい‐ねん艾年】 [礼記曲礼上「五十を艾がいと曰う」](髪が艾よもぎのように白くなるからいう)50歳の称。

がい‐ねん【概念】🔗🔉

がい‐ねん概念】 〔哲〕(concept フランス・ イギリス・Begriff ドイツ) ①事物の本質をとらえる思考の形式。事物の本質的な特徴とそれらの連関が概念の内容(内包)。概念は同一の本質をもつ一定範囲の事物(外延)に適用されるから一般性をもつ。例えば、人という概念の内包は人の人としての本質的特徴(理性的動物あるいは社会的動物など)であり、外延はその特徴をもつあらゆる人々である。しかし、個体(例えばソクラテス)をとらえる概念(個体概念・単独概念)もある。概念は言語に表現されて「名辞」と呼ばれ、その意味内容として存在する。概念の成立については哲学上いろいろの見解があって、経験される多くの事物に共通の内容をとりだし(抽象)、個々の事物にのみ属する偶然的な性質をすてる(捨象)ことによるとするのが経験論の立場で、これに対立するものが経験から独立した概念(先天的概念)を認める合理論の立場。 ②大まかな意味内容。 ⇒がいねん‐じつざい‐ろん【概念実在論】 ⇒がいねん‐ず【概念図】 ⇒がいねん‐てき【概念的】 ⇒がいねん‐フレームワーク【概念フレームワーク】 ⇒がいねん‐ほうがく【概念法学】 ⇒がいねん‐ろん【概念論】

がいねん‐きかん【外燃機関】グワイ‥クワン🔗🔉

がいねん‐きかん外燃機関グワイ‥クワン 機関外で燃料を燃焼させる機関。蒸気機関など。↔内燃機関

広辞苑 ページ 3312