複数辞典一括検索+

かい‐ひ・く【掻い弾く】🔗🔉

かい‐ひ・く掻い弾く】 〔他四〕 (カキヒクの音便)琴・琵琶などをひく。源氏物語帚木「―・くつまおと、手つき、口つき、みなたどたどしからず」

かい‐ひざ【掻膝】🔗🔉

かい‐ひざ掻膝】 (カキヒザの音便)片膝を立てて、手でその膝を抱くようにして座ること。栄華物語鶴林「僧などさし集まりて或は―をし、或は空を仰ぎて」

かい‐ひそ・む【掻い潜む】🔗🔉

かい‐ひそ・む掻い潜む】 (カキヒソムの音便) [一]〔自四〕 隠れてひっそりしている。増鏡「―・みてむらがりゐつつ、鼻うちかみて打泣く人より外はなし」 [二]〔他下二〕 かくす。表だたぬようにする。源氏物語浮舟「―・めてさる心し給へ」

かい‐びゃく【開白】🔗🔉

かい‐びゃく開白】 〔仏〕 ①法会や修法を始めるとき、本尊の前で祈願の内容などを述べること。啓白。表白。開啓。→願文がんもん。 ②法会の初日。↔結願けちがん

かい‐びゃく【開闢】🔗🔉

かい‐びゃく開闢】 (室町時代はカイヒャク) ①天地の開けはじめ。世界のはじめ。また一般に、物事のはじまり。日葡辞書「テンチカイヒャクヨリ」。「本校―以来の出来事」 ②開山。奥の細道「当山―能除大師」

かい‐びゅう【乖謬】クワイビウ🔗🔉

かい‐びゅう乖謬クワイビウ 物事がくいちがうこと。

かい‐ひょう【海氷】🔗🔉

かい‐ひょう海氷】 海上に存在する氷。海水の凍結や、氷河からの流入による。海岸に接している定着氷と移動する流氷とがある。

かい‐ひょう【海豹】‥ヘウ🔗🔉

かい‐ひょう海豹‥ヘウ アザラシのこと。

かい‐ひょう【界標】‥ヘウ🔗🔉

かい‐ひょう界標‥ヘウ 土地または水面の境界に立てるしるし。

かい‐ひょう【開票】‥ヘウ🔗🔉

かい‐ひょう開票‥ヘウ 投票箱を開いて投票の結果をしらべること。「―立会人」

かい‐ひょう【解氷】🔗🔉

かい‐ひょう解氷】 春、はりつめていた氷が解けること。また、解けて水に浮かぶ氷片。

かい‐びょう【介病】‥ビヤウ🔗🔉

かい‐びょう介病‥ビヤウ 病人を介抱すること。看病。

かい‐びょう【海錨】‥ベウ🔗🔉

かい‐びょう海錨‥ベウ 船が漂泊して風浪をしのぐ時、海中に流す船具。その抵抗により、船を常に風上に向け、横波を受けるのを防ぐ。小形船では布製の長い三角錐形のものを用いる。シー‐アンカー。

広辞苑 ページ 3320