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かき‐まぎらわ・す【掻き紛らはす】‥マギラハス🔗🔉

かき‐まぎらわ・す掻き紛らはす‥マギラハス 〔他四〕 目立たないようにする。相模集「―・してこまやかにやりてしかば」

かき‐まぎ・る【掻き紛る】🔗🔉

かき‐まぎ・る掻き紛る】 〔自下二〕 まぎれる。目立たなくなる。源氏物語薄雲「世の常の覚えに―・れたらば」

かき‐まく・る【書き捲る】🔗🔉

かき‐まく・る書き捲る】 〔他五〕 文章などをやたらに書く。「駄文を―・る」

かき‐まさり【書き勝り】🔗🔉

かき‐まさり書き勝り】 書いたものが、実際のものや想像したより勝っていること。枕草子117「―するもの、松の木、秋の野、山里」↔かきおとり

かき‐まぜ【掻き混ぜ・掻き雑ぜ】🔗🔉

かき‐まぜ掻き混ぜ・掻き雑ぜ】 ①かきまぜること。また、そのもの。 ②他とかきまぜられる程度のこと。ありふれたもの。浜松中納言物語3「―のきはだに、かやうの艶ある暁の別れを」

かき‐ま・ぜる【掻き混ぜる・掻き雑ぜる】🔗🔉

かき‐ま・ぜる掻き混ぜる・掻き雑ぜる】 〔他下一〕[文]かきま・ず(下二) かきまわして混合する。まぜあわせる。源氏物語総角「あじろの氷魚を心よせ奉りて色々の木の葉に―・ぜてもてあそぶを」。「湯を―・ぜる」「話を―・ぜる」

かきま‐み【垣間見】🔗🔉

かきま‐み垣間見(→)「かいまみ」に同じ。神代紀「天孫の―したまふことを知りて」 ⇒かき‐ま【垣間】

かきま・みる【垣間見る】🔗🔉

かきま・みる垣間見る】 〔他上一〕 (→)「かいまみる」に同じ。

かき‐まめ【籬豆】🔗🔉

かき‐まめ籬豆】 藤豆・隠元豆・黒豆・豌豆えんどう豆など、蔓つる性の豆の俗称。

かき‐まゆ【描き眉】🔗🔉

かき‐まゆ描き眉】 眉墨で形を整えて描いた眉。

かぎ‐まゆ【鉤眉】🔗🔉

かぎ‐まゆ鉤眉】 鉤のように折れ曲がった眉。狂言、今参「―で候ふ物」

かき‐まわ・す【掻き回す】‥マハス🔗🔉

かき‐まわ・す掻き回す‥マハス 〔他五〕 ①かきまぜる。ごちゃごちゃにする。 ②勝手にふるまって混乱させる。「会議を―・す」

かぎ‐まわ・る【嗅ぎ回る】‥マハル🔗🔉

かぎ‐まわ・る嗅ぎ回る‥マハル 〔他五〕 ①あちこち匂いをかいで歩く。 ②隠された事柄を知ろうとして、あちこち探り歩く。「刑事が付近を―・る」

広辞苑 ページ 3478