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かさ‐かき【瘡掻き】🔗🔉

かさ‐かき瘡掻き】 皮膚病にかかった人。特に、梅毒患者。

かざ‐がくれ【風隠れ】🔗🔉

かざ‐がくれ風隠れ】 防風のために作る物陰。また、風の当たらない物陰。玉葉集「木立をばつくろはずして桜花―にぞ植うべかりける」

かさ‐がけ【笠懸】🔗🔉

かさ‐がけ笠懸】 平安時代の末から行われた騎射の一種。垜あずちに射手の綾藺笠あやいがさをかけて、遠矢を射るもの。のちには、笠の代りに革の中にわらを入れたものを的とした。弓は塗弓、三所籐みところどう。矢は蟇目ひきめ。的との距離は、弦をかけないはずし弓の長さで10張伏せた程度。小笠懸・遠笠懸・神事笠懸などがある。 笠懸 ⇒かさがけ‐うま【笠懸馬】 ⇒かさがけ‐の【笠懸野】 ⇒かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】

かさがけ‐うま【笠懸馬】🔗🔉

かさがけ‐うま笠懸馬】 笠懸の時に乗る馬。 ⇒かさ‐がけ【笠懸】

かさがけ‐の【笠懸野】🔗🔉

かさがけ‐の笠懸野】 (源頼朝が笠懸を行なった地という)群馬県南東部にある野。渡良瀬川が形成した扇状地の名。 ⇒かさ‐がけ【笠懸】

かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】🔗🔉

かさがけ‐ひきめ笠懸蟇目】 笠懸に用いる蟇目の矢。桐・朴ほおの類で作り、中央の円周に縦筋を入れ、溜塗ためぬりとし、6孔を穿うがつ。 ⇒かさ‐がけ【笠懸】

かさ‐かさ🔗🔉

かさ‐かさ ①薄くて乾いたものが触れ合って発する軽い音。「―と落葉を踏む」 ②表面が乾燥していたり、水分や油が抜けたりしているさま。「―のパン」 ③世相や人の性格などに人情味やうるおいがないさま。「―した世の中」

がさ‐がさ🔗🔉

がさ‐がさ ①薄くて乾いたものが触れ合って発するやや濁った音。「―と笹をかき分けて行く」 ②表面が荒れているさま。うるおいがないさま。「手が―になる」 ③性格や言動が粗野でがさつなさま。「―した物言い」

かさ‐が‐たけ【笠ヶ岳】🔗🔉

かさ‐が‐たけ笠ヶ岳】 岐阜県北東部、飛騨山脈南西部の山。標高2897メートル。山頂部は笠の形に似る。肩ヶ岳。 笠ケ岳 提供:オフィス史朗

広辞苑 ページ 3637