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あずまかがみ‐たい【吾妻鑑体】アヅマ‥🔗🔉

あずまかがみ‐たい吾妻鑑体アヅマ‥ (「吾妻鑑」に代表されることから)変体漢文のこと。正規の漢文にはない日本的な用字法や語順が用いられる。 ⇒あずまかがみ【吾妻鏡・東鑑】

あずま‐からげ【東絡げ】アヅマ‥🔗🔉

あずま‐からげ東絡げアヅマ‥ 着物の裾をからげて帯にはさむこと。あずまおり。あずまばしょり。謡曲、融とおる「―の潮衣」 ⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】

あずま‐がらす【東烏】アヅマ‥🔗🔉

あずま‐がらす東烏アヅマ‥ (関西の人が東国方言をあざけり、烏までも奇妙な鳴き方をするという意でできた語)奇妙な鳴き方をする東国の烏。 ⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】

あずま‐かり【東雁】アヅマ‥🔗🔉

あずま‐かり東雁アヅマ‥ 東国の、濁った声で鳴く雁。東国人の発音にたとえる。今昔物語集28「―の鳴きあひたるやうにて」 ⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】

あずま‐がろう【東家老】アヅマ‥ラウ🔗🔉

あずま‐がろう東家老アヅマ‥ラウ 西国大名の江戸詰の家老。 ⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】

あずま‐かん【東艦】アヅマ‥🔗🔉

あずま‐かん東艦アヅマ‥ 1867年(慶応3)江戸幕府がアメリカから買い入れたフランス製軍艦。翌年横浜に回航されたが、戊辰戦争後、新政府に引き渡された。原名ストーン‐ウォール。 ⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】

あずま‐ぎく【東菊】アヅマ‥🔗🔉

あずま‐ぎく東菊アヅマ‥ ①キク科の多年草。山地の草原に生え、高さ約20センチメートル。葉はへら状。茎葉ともに毛が多い。4〜5月頃、茎頂に1輪の頭花を開く。周囲の舌状花は桃色で糸状、中央の管状花は黄色。〈[季]春〉 ②ノシュンギクの別称。 ③エゾギクの別称。 ⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】

広辞苑 ページ 370