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かすが‐の‐つかい【春日使】‥ツカヒ🔗⭐🔉
かすが‐の‐つかい【春日使】‥ツカヒ
古代、春日祭に遣わされた勅使。神馬を奉献するために、藤原氏の近衛中将・少将があてられた。春日祭使。大鏡伊尹「―におはしまして」
⇒かすが【春日】
かすが‐の‐つぼね【春日局】🔗⭐🔉
かすが‐の‐つぼね【春日局】
①徳川家光の乳母。名は福。父は明智光秀の重臣斎藤利三。稲葉佐渡守正成の妻。稲葉正勝(のち小田原城主)らを生み離別、大奥に入る。家光を育て、その地位を堅固にし、大奥を統率。江戸湯島に天沢寺(のち麟祥院)を建立。(1579〜1643)
②福地桜痴作の戯曲。1891年(明治24)初演。活歴物の一つ。
かすが‐ばん【春日版】🔗⭐🔉
かすが‐ばん【春日版】
平安後期から鎌倉時代にかけて興福寺・春日神社に関係して開版された経典類。広義には、江戸時代まで開版された仏書にもいう。
⇒かすが【春日】
かすが‐ふじおり【春日藤織】‥フヂ‥🔗⭐🔉
かすが‐ふじおり【春日藤織】‥フヂ‥
奈良市から産出する絽ろ織物で、もと藤蔓ふじづるの繊維、のちに大麻・苧麻ちょまを原料としたもの。春日藤布とうふ。
⇒かすが【春日】
かすかべ【春日部】🔗⭐🔉
かすかべ【春日部】
埼玉県東部の市。新田義貞の家臣春日部氏の旧領。もと粕壁。日光街道の宿駅、古利根川の舟運により江戸との交易が行われた。たんす・桐箱などを特産。東京の衛星都市。人口23万9千。
かすが‐ぼん【春日盆】🔗⭐🔉
かすが‐ぼん【春日盆】
高坏たかつきまたは平盆の一種。表を朱、裏を黒く塗って、螺鈿らでんなどを施したもの。
⇒かすが【春日】
かすが‐まい【春日舞】‥マヒ🔗⭐🔉
かすが‐まい【春日舞】‥マヒ
春日神社で、巫女の奏する神楽舞。
⇒かすが【春日】
かすが‐まさじ【春日政治】‥ヂ🔗⭐🔉
かすが‐まさじ【春日政治】‥ヂ
国語学者。長野県生れ。奈良女高師・九大教授。訓点語を研究。著「西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究」など。(1878〜1962)
⇒かすが【春日】
広辞苑 ページ 3730。