複数辞典一括検索+

○糧を棄て船を沈むる謀かてをすてふねをしずむるはかりごと🔗🔉

○糧を棄て船を沈むる謀かてをすてふねをしずむるはかりごと 楚の項羽が鉅鹿きょろくの戦いに、釜を破り、小屋を焼き、船を沈めて、士卒に生還の志を抱かせなかったために、大勝利を得たという故事。必死の覚悟で敵と決戦すること。 ⇒かて【糧・粮】

○糧を敵に借るかてをてきにかる🔗🔉

○糧を敵に借るかてをてきにかる 敵を破ってその食糧を奪い、味方のものとすること。反対者を利用することのたとえ。 ⇒かて【糧・粮】 か‐てん火天クワ‥ 〔仏〕(梵語Agni)十二天の一つ。もと古代インドの火神。仏教に入って護法神となり、胎蔵界曼荼羅では外金剛部院に配されて南東方を守護し、苦行仙の姿をし火焔の中に坐す。密教で護摩を修する時はこの天を勧請する。阿耆尼あぎに。火仙。火光尊。 か‐てん火点クワ‥ 自動火器を主体とする個々の陣地。 か‐てん加点】 ①点を加えること。問の文に「よし」と答え、また回状に承知の旨を示す時、その上に鉤印かぎじるしなどをすること。 ②漢文に句読点や訓点など国語の読みを書き加え入れること。 ③得点や評点をふやすこと。 かてん賀殿】 雅楽の唐楽、壱越調いちこつちょうの曲。管弦にも舞楽にも用い、6人または4人で舞う。 か‐てん嘉典】 めでたい儀式。嘉礼。 か‐てん嘉点】 漢文訓読法の一つ。山崎闇斎(通称、嘉右衛門)が、古注に対し、朱熹の新注によって訓点を施したもの。道春点・後藤点に似る。嘉訓。闇斎点。 か‐てん歌天】 〔仏〕胎蔵界曼荼羅の外金剛部院の四楽神の一つ。 か‐てん歌典】 和歌に関する書物。 か‐でん火田クワ‥ 朝鮮、主にその北部で行われた一種の焼畑やきばた。森林を伐採して(もしくは伐採せずに)焼き、その跡に粟・ジャガイモなどを栽培し、4〜5年後、地力の尽きた頃に他へ移る。 ⇒かでん‐みん【火田民】 か‐でん瓜田クワ‥ うりばたけ。 ⇒かでん‐の‐くつ【瓜田の履】 ⇒かでん‐りか【瓜田李下】 ⇒瓜田に履を納れず か‐でん架電】 電話をかけること。「―禁止」 か‐でん家伝】 ①その家に伝来すること。また、そのもの。相伝。「―の秘宝」 ②家に言い伝えられた事柄を記した書物。「藤氏―」 か‐でん家電】 テレビ・電気冷蔵庫など、家庭用電気器具。 ⇒かでん‐リサイクル‐ほう【家電リサイクル法】 か‐でん荷電】 ①電気を帯びていること。帯電。「―粒子」 ②(→)電荷に同じ。 か‐でん訛伝クワ‥ あやまって伝えること。まちがったいい伝え。誤伝。謬伝びゅうでんが‐てん合点】 (ガッテンの約)承知。承諾。納得。 ⇒がてん‐くび【合点首】 ⇒合点が行く か‐でんあつ過電圧クワ‥ 電池または電解槽の電極に電流が流れると、電極電位はそれまでと異なる電位となる。この電位の差を過電圧という。 がでん‐いんすい我田引水】 (自分の田へ水を引く意)物事を、自分の利益となるようにひきつけて言ったり、したりすること。我が田へ水を引く。「その理屈は―に過ぎる」

広辞苑 ページ 3943