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○瓜田に履を納れずかでんにくつをいれず🔗🔉

○瓜田に履を納れずかでんにくつをいれず [文選古楽府、君子行「瓜田不納履、李下不正冠」]瓜畑の中では、脱げたくつを履き直すためにかがむと瓜を盗むかと疑われる。嫌疑を受けやすい行為は避けるがよいという意。略して「瓜田の履」とも。→李下りかに冠を正さず(「李下」成句) ⇒か‐でん【瓜田】 かでん‐の‐くつ瓜田の履クワ‥ (→)「瓜田に履を納れず」に同じ。 ⇒か‐でん【瓜田】 かでん‐ほう課田法クワ‥ハフ 晋の武帝が280年に占田法とともに公布した土地制度。一般民戸に官有地を割り当て、耕作を強制したなどの説がある。 かでん‐みん火田民クワ‥ 火田の耕作者。 ⇒か‐でん【火田】 かでん‐りか瓜田李下クワ‥ (「瓜田に履くつを納れず、李下に冠を正さず」の「瓜田」と「李下」とを合わせた語)人に疑われるようなことはするなの意。「李下瓜田」とも。 ⇒か‐でん【瓜田】 かでん‐リサイクル‐ほう家電リサイクル法‥ハフ 正式名称は特定家庭用機器再商品化法。エアコン・冷蔵庫などの廃棄物の収集・運搬・再商品化等を適正・円滑に実施するために、廃棄時のリサイクル料金の負担を消費者に義務づけた。2001年完全施行。 ⇒か‐でん【家電】 か‐でんりゅう渦電流クワ‥リウ ⇒うずでんりゅう か‐と火斗クワ‥ ①火を運ぶ器具。十能じゅうのう。 ②火のし。 か‐と河図】 中国で、古く伏羲ふっき氏の時、黄河に現れた竜馬の背中の旋毛の形状を写したという図。易の八卦はこれから作られたと伝承された。→洛書らくしょ か‐と家兎】 ①人家で飼ううさぎ。 ②(→)飼兎かいうさぎに同じ。 ③鼠ねずみの異称。 か‐と過渡クワ‥ ①移りゆくこと。旧ふるいものから新しいものへ移る途中。「―期」 ②漢文修辞法で、上文を承けて下文を起こすのに用いる、文のつがいになる語。承接。 か‐と蝌蚪クワ‥ ①おたまじゃくし。〈[季]春〉 ②古体篆字てんじの称。中国の上古に、竹簡に漆汁をつけて文字を書いたもの。竹は硬く漆は粘っているので、文字の線が頭大きく尾小さく、おたまじゃくしの形に似ていたところからの名。蝌蚪文字。 蝌蚪 かど】 はたらき。才能。気のきくこと。才覚。宇津保物語祭使「あるが中に―ある童して」 かど】 ①物のとがって突出した部分。「机の―」 ②物の隅。「部屋の―」 ③道路のまがり目の所。「―の煙草屋」 ④人の性格・言動が円満でないこと。圭角けいかく。「―のある言い方」 ⇒角が立つ ⇒角が取れる ⇒角を入る ⇒角を倒さぬ ⇒角を立てる かど】 ①家の外構えの出入口。もん。万葉集14「いもが―いや遠そきぬ」。「笑う―には福きたる」 ②門の前。門のあたり。また、前庭。万葉集17「―に立ち夕占ゆうけ問ひつつあを待つと」 ③一族。家系。一家一門。紫式部日記「藤原ながら、―わかれたるは、列にも立ち給はざりけり」 ⇒門広し ⇒門を出づ ⇒門を売る ⇒門を広ぐ ⇒門を塞ぐ かど】 数え立てるべき箇条。また、理由として指摘される事柄。花鏡「面白き―を少な少なと見せて」。「不審の―がある」「詐欺の―で逮捕される」 ⇒廉を倒さぬ かど】 (東北地方で)ニシンの称。「―の子」 か‐ど下土】 ①大地。下界。この国土。↔上天。 ②片田舎。辺鄙へんぴの地。 ③やせた土地。 か‐ど下奴】 ①召使。下僕。 ②自分のことをへりくだっていう語。また、相手を賤しめていう語。 か‐ど火度クワ‥ 陶磁器を焼成するときの窯かまの温度。 か‐ど家奴】 ①家にやといおくしもべ。下男。下僕。 ②小作人。 か‐ど過度クワ‥ ①度をすごすこと。程度をこえていること。なみはずれ。「―の疲労」「―に期待する」 ②〔仏〕迷いの世界から悟りの彼岸に渡すこと。→度 が‐と画図グワ‥ 絵画。絵。 かど‐あんどう門行灯】 家名・商号などを書いて門口にかけ、目印とした行灯あんどん。かどあんどん。浄瑠璃、心中天の網島「光は暗き―、大和屋伝兵衛を一字書き」 かど‐いで門出で】 かどで。旅立ち。 か‐とう下等】 等級が下であること。劣ること。 ⇒かとう‐しょうがく【下等小学】 ⇒かとう‐しょくぶつ【下等植物】 ⇒かとう‐どうぶつ【下等動物】 か‐とう火灯・火頭・瓦灯クワ‥ (ガトウとも) ①近世の照明具の一つ。曲線形で、下が広がった陶製または土製の行灯あんどん。胴に開口部があり、頭部に置いた油皿をここから出し入れする。 火灯 ②火灯形の略。 ③火灯口の略。 ④火灯窓の略。 ⇒かとう‐がき【火灯垣】 ⇒かとう‐がた【火灯形】 ⇒かとう‐ぐち【火灯口】 ⇒かとう‐びたい【火灯額】 ⇒かとう‐まど【火灯窓・花頭窓】 か‐とう火頭クワ‥ 律令制で、仕丁の中で炊飯に従事する者。廝丁しちょうか‐とう可撓‥タウ たわめることの可能なこと。「―性」 かとう加東】 兵庫県中南部の市。灘・伊丹の酒米どころ。人口4万。 かとう加藤】 姓氏の一つ。 ⇒かとう‐うまき【加藤宇万伎】 ⇒かとう‐えなお【加藤枝直】 ⇒かとう‐かげまさ【加藤景正】 ⇒かとう‐かんじゅう【加藤勘十】 ⇒かとう‐きょうたい【加藤暁台】 ⇒かとう‐きよまさ【加藤清正】 ⇒かとう‐しげし【加藤繁】 ⇒かとう‐しずえ【加藤シヅエ】 ⇒かとう‐しゅうそん【加藤楸邨】 ⇒かとう‐たい【加藤泰】 ⇒かとう‐たかあき【加藤高明】 ⇒かとう‐ちかげ【加藤千蔭】 ⇒かとう‐とうくろう【加藤唐九郎】 ⇒かとう‐ともさぶろう【加藤友三郎】 ⇒かとう‐ばんさい【加藤磐斎】 ⇒かとう‐ひろゆき【加藤弘之】 ⇒かとう‐よしあき【加藤嘉明】 か‐とう仮痘】 痘瘡とうそうの軽症のもの。 か‐とう果糖クワタウ 分子式CH12O 単糖の一つ。ケトヘキソース(ケトン基をもつ六炭糖)の代表的なもの。白色粉末で、水に溶解し糖類中甘味が最も強い。果実・蜂蜜中に存在。化学名をⅮ‐フルクトースといい、またその旋光性により左旋糖ともいう。 か‐とう河東】 中国山西省の南西部、南流する黄河の東側の地域の称。 かとう河東】 ①⇒ますみかとう(十寸見河東)。 ②河東節の略。 ⇒かとう‐ぶし【河東節】 か‐とう河頭】 河のほとり。 かとう河套‥タウ (地名) ⇒オルドス か‐とう華東クワ‥ (Huadong)中国の東南地方。一般に、上海市と江蘇・浙江・安徽・福建・江西・山東の6省を指す。 か‐とう掛搭クワタフ 〔仏〕 ⇒かた か‐とう過当クワタウ 適当な程度を越えること。分に過ぎること。 ⇒かとう‐きょうそう【過当競争】 か‐とう賈島‥タウ 中唐の詩人。字は浪仙・仙。范陽(河北琢州)の人。初め出家して無本と称す。のち韓愈に才を認められて還俗。賈長江。(779〜843)→推敲すいこう か‐とう寡頭クワ‥ 少ない人数。「―支配」 ⇒かとう‐せい【寡頭制】 か‐とう歌頭】 踏歌とうかの音頭を取ること。また、その人。源氏物語竹河「四位の侍従右の―なり」 か‐とう裹頭クワ‥ 僧侶の、頭を袈裟などで包み眼だけを出す装い。かしらづつみ。 裹頭 ⇒かとう‐しゅう【裹頭衆】 ⇒かとう‐らく【裹頭楽】 か‐どう化導クワダウ 〔仏〕 ⇒けどう か‐どう火動クワ‥ 房事過度の結果おちいる精力消耗症。腎虚火動。陰萎。→腎虚 か‐どう火道クワダウ 地下のマグマが地表の火口にまで達するための通路。 か‐どう可動】 動かすことの可能なこと。 ⇒かどう‐きょう【可動橋】 ⇒かどう‐コイル‐がた【可動コイル形】 ⇒かどう‐ぜき【可動堰】 ⇒かどう‐まじきり【可動間仕切】 か‐どう花堂クワダウ 美しく飾られた殿堂。 か‐どう河道‥ダウ 河水の流れる道。 か‐どう家道‥ダウ ①家を治める道。 ②一家の暮しかた。家計。家政。 ③代々その家に伝わる芸道。 か‐どう家僮】 家の召使。こもの。 か‐どう華道・花道クワダウ 樹枝・草花などを切って花器に挿し、人工を加えてその風姿を観賞する技術・理論。求道の面からとらえた生け花の称。 か‐どう渦動クワ‥ (→)「うず」に同じ。 ⇒かどう‐でんりゅう【渦動電流】 ⇒かどう‐りん【渦動輪】 か‐どう歌堂‥ダウ 歌をうたう所として設けた堂。 か‐どう歌道‥ダウ 和歌の道。 ⇒かどう‐でんじゅ【歌道伝授】 か‐どう稼働・稼動】 ①かせぎはたらくこと。生産に従事すること。「―日数」 ②機械を動かすこと。「新システムが―する」 ⇒かどう‐りつ【稼働率】 かど・う詃ふ・勾引ふカドフ 〔他四〕 (下二段活用の例もある。幸若、未来記「天狗がうしわかを、―・へけるよと思召」) ①あざむきさそう。誘惑する。後撰和歌集「山風の花の香―・ふ麓には」 ②かどわかす。誘拐する。問はず語り「江田へ―・はれたるなり」 が‐とう牙纛‥タウ (「纛」は、からうしの尾で飾った大旗で、本営に立てる)さおの上に象牙の飾りをつけた、天子または大将軍の旗。 が‐とう瓦璫・瓦当グワタウ 軒丸瓦の先端の部分。中国で漢代に半円形(半瓦璫)から円形(円瓦璫)に発展した。軒平瓦の先端部を呼ぶこともある。 が‐とう臥榻グワタフ 寝台。寝床。二葉亭四迷、浮雲「―を据ゑて其上に臥そべり」 ⇒がとう‐の‐かたわら【臥榻の側】 が‐どう画道グワダウ 絵画の道。 かとう‐うまき加藤宇万伎】 (美樹とも書く)江戸中期の国学者・歌人。幕臣。家号は静舎しずや。国学を賀茂真淵に学び、歌風は古雅。上田秋成はその門人。著「しづ屋のうた集」「土佐日記解」「古事記解」など。(1721〜1777) ⇒かとう【加藤】 かとう‐えなお加藤枝直‥ナホ 江戸中期の国学者・歌人。橘氏。千蔭の父。号は芳宜園はぎぞのなど。伊勢の人。江戸に出て南町奉行配下の組与力となり、賀茂真淵を師友として国学を研究。歌風は古今風。(1692〜1785) ⇒かとう【加藤】 かとう‐がき火灯垣クワ‥ 火灯形の出入口のある垣。 ⇒か‐とう【火灯・火頭・瓦灯】 かとう‐かげまさ加藤景正⇒とうしろう(藤四郎)1⇒かとう【加藤】 かとう‐がた火灯形クワ‥ 火灯窓などに用いる、上がとがったアーチ形で、下の広がった形。 ⇒か‐とう【火灯・火頭・瓦灯】 か‐どうかん仮導管・仮道管‥ダウクワン シダ植物・裸子植物の木部を構成する主要な細胞。細長い紡錘形で、細胞壁は木化肥厚し、その表面には環紋・螺旋らせん紋などの孔がある。導管と同じく水の通道を担うが、細胞の両端部分は尖り、かつ導管のように両端部分の細胞壁が消失せずに残る。 かとう‐かんじゅう加藤勘十‥ジフ 労働運動家。愛知県生れ。日本大学中退。日本労働組合全国評議会・日本無産党委員長。第二次大戦後、日本社会党結成に参加。芦田内閣労相。(1892〜1978) 加藤勘十 撮影:田村 茂 ⇒かとう【加藤】 かどう‐きょう可動橋‥ケウ ①船舶が航行できるように、必要に応じて橋桁を移動し得るように装置した橋。 ②カー‐フェリーやロールオン‐ロールオフ船のランプウェーと岸壁を連絡する橋。 ⇒か‐どう【可動】 かどう‐きょう架道橋‥ダウケウ 立体交差で道路や鉄道線路を越えている橋。跨道橋・跨線橋など。 かとう‐きょうそう過当競争クワタウキヤウサウ 多数の同業種企業が市場占有率を高めようとして激しい競争を展開して正常以下の利潤しか得られないような状態。 ⇒か‐とう【過当】 かとう‐きょうたい加藤暁台‥ケウ‥ 江戸中期の俳人。久村くむら氏とも。別号、暮雨巷など。名古屋の人。武藤白尼の門人。天明俳諧中興の士を以て任じ、二条家から花の下宗匠の免許を受けた。蕪村らと交遊。編著「秋の日」「風羅念仏」など。桜田臥央編「暁台句集」がある。(1732〜1792) ⇒かとう【加藤】 かとう‐きよまさ加藤清正】 安土桃山時代の武将。尾張の人。豊臣秀吉の臣。通称虎之助と伝える。賤ヶ岳七本槍の一人。文禄の役に先鋒、慶長の役で蔚山ウルサンに籠城、関ヶ原の戦では家康に味方し、肥後国を領有。(1562〜1611) ⇒かとう【加藤】 かとう‐ぐち火灯口クワ‥ 火灯形の出入口。ただし上部を単純なアーチ形にしたものが多く、茶室の勝手口に用いる。 火灯口 ⇒か‐とう【火灯・火頭・瓦灯】 かどう‐コイル‐がた可動コイル形】 磁界内においたコイルの回転・振動などを利用した装置の形式。計器・スピーカー・継電器などに利用。 ⇒か‐どう【可動】 かとう‐しげし加藤繁】 中国史学者。島根県松江生れ。東大教授。中国経済史の開拓者。著「唐宋時代に於ける金銀の研究」「支那経済史考証」など。(1880〜1946) ⇒かとう【加藤】 かとう‐しずえ加藤シヅエ】 女性解放運動家・政治家。東京出身。本名、静枝。旧姓、広田。M.サンガーに共鳴し、産児調節運動に従事。1937年(昭和12)人民戦線事件で検挙。44年加藤勘十と結婚。46年戦後初の総選挙で社会党から当選。のち参議院議員・日本家族計画連盟会長などを歴任。(1897〜2001) ⇒かとう【加藤】 かとう‐しゅう裹頭衆クワ‥ 平安末期、延暦寺などの裹頭姿をした衆徒。 ⇒か‐とう【裹頭】 かとう‐しゅうそん加藤楸邨‥シウ‥ 俳人。本名、健雄。東京生れ。東京文理大卒。初期は「馬酔木あしび」同人、のち「寒雷」を主宰、人間探究派と称された。句集「寒雷」「まぼろしの鹿」など。芭蕉関係の著も多い。(1905〜1993) ⇒かとう【加藤】 かとう‐しょうがく下等小学‥セウ‥ 1872年(明治5)の学制による小学校の一つ。児童が初めて受ける基礎段階の教育(修業年限8年)の前半4年(8級制)の学校。上等小学が上に続いた。 ⇒か‐とう【下等】 かとう‐しょくぶつ下等植物】 維管束をもたない植物。菌類を含めることもある。藻類・コケ植物などのように胞子で繁殖する。↔高等植物。 ⇒か‐とう【下等】 かとう‐せい寡頭制クワ‥ (oligarchy)少数者の支配。権力が少数の手に集中している体制。古代ギリシアでは貴族制の堕落形態。寡頭政治。オリガーキー。 ⇒か‐とう【寡頭】 かどう‐ぜき可動堰】 必要に応じて水位・流量を調節できる可動装置を備えた堰。↔固定堰。 ⇒か‐どう【可動】 かとう‐たい加藤泰】 映画監督・脚本家。本名、泰通。神戸生れ。「瞼の母」「沓掛時次郎」「人生劇場」「男の顔は履歴書」など、娯楽時代劇や仁侠映画を独特の映像美で描く。(1916〜1985) ⇒かとう【加藤】 かど‐うたい門謡い‥ウタヒ 人家の門口に立って、歌をうたって金品を乞うこと。また、その人。→門付け かとう‐たかあき加藤高明】 外交官・政治家。名古屋藩士の子。岩崎弥太郎の女婿。駐英公使・外相をつとめ、第一次大戦中、対華二十一カ条要求を提出。憲政会総裁となり原敬と対抗。第2次護憲運動の結果、1924年(大正13)首相、在任中に没。伯爵。(1860〜1926) ⇒かとう【加藤】 かとう‐ちかげ加藤千蔭】 江戸中期の歌人・国学者。橘氏。枝直の子。号はうけらぞの・芳宜園はぎぞの。江戸の人。江戸町奉行所与力。賀茂真淵に師事し、村田春海と共に双璧と称され、書画にも長じた。著「万葉集略解」「うけらが花」など。(1735〜1808) ⇒かとう【加藤】 かどう‐でんじゅ歌道伝授‥ダウ‥ 和歌の訓読・解釈や和歌に関する故実・典礼などの奥義を伝授すること。形式化されたのは室町時代以降。古今伝授の類。 ⇒か‐どう【歌道】 かどう‐でんりゅう渦動電流クワ‥リウ (→)うず電流に同じ。 ⇒か‐どう【渦動】 かとうど方人カタウド ⇒かたうど かとう‐とうくろう加藤唐九郎‥タウ‥ラウ 陶芸家。愛知県生れ。中世から桃山時代の陶芸の研究・再現に努め、広い作風で卓越した技量を示した。著「黄瀬戸」。(1897〜1985) 加藤唐九郎 提供:毎日新聞社 ⇒かとう【加藤】 かとう‐どうぶつ下等動物】 体制の簡単な動物のやや俗な総称。↔高等動物 ⇒か‐とう【下等】 かとう‐ともさぶろう加藤友三郎‥ラウ 軍人・政治家。海軍大将・元帥。広島藩士の子。日露戦争時、連合艦隊参謀長。海相として八八艦隊計画の決定に努めるが、ワシントン会議では首席全権として軍縮条約をまとめる。のち首相。子爵。(1861〜1923) ⇒かとう【加藤】 がとう‐の‐かたわら臥榻の側グワタフ‥カタハラ ①寝台のそば。 ②自分の領分の内。または近隣。 ⇒が‐とう【臥榻】 かとう‐ばんさい加藤磐斎】 (盤斎とも書く)江戸前期の国学者。晩年は摂津に住む。松永貞徳に学び俳諧にも通じた。著「徒然草抄」「伊勢物語新抄」「清少納言枕草紙抄」など。(1625〜1674) ⇒かとう【加藤】 かとう‐びたい火灯額クワ‥ビタヒ 髪のはえぎわが火灯形に見える、女の額つき。かりがねびたい。ふじびたい。 ⇒か‐とう【火灯・火頭・瓦灯】 かとう‐ひろゆき加藤弘之】 哲学者・教育家。但馬国出石いずし藩士。男爵。東大総長・帝国学士院長・国語調査委員会長などを歴任。初め天賦人権・自由平等を説き、のち社会進化論を唱えて平等説に反対。著「真政大意」「国体新論」「人権新説」など。(1836〜1916) 加藤弘之 提供:毎日新聞社 ⇒かとう【加藤】 かとう‐ぶし河東節】 浄瑠璃の一流派。1717年(享保2)に江戸の初世十寸見ますみ河東が半太夫節から分派独立して創始。主に座敷芸として伝承。曲風は生粋の江戸風で優美華麗。代表曲「松の内」「水調子」「助六」。河東。 ⇒かとう【河東】 かどう‐まじきり可動間仕切】 単純な固定方法を用いて移動を可能にした間仕切壁。 ⇒か‐どう【可動】 かとう‐まど火灯窓・花頭窓クワ‥ 上部が曲線状になっている形の窓。禅宗建築とともに日本にもたらされた形式。 火灯窓 ⇒か‐とう【火灯・火頭・瓦灯】 かとう‐よしあき加藤嘉明】 安土桃山時代の武将。豊臣秀吉の臣。賤ヶ岳七本槍の一人。文禄の役に水軍の将。関ヶ原の戦に家康に応じ、伊予松山、ついで会津40万石に封ぜられる。(1563〜1631) ⇒かとう【加藤】 かとう‐らく裹頭楽クワ‥ 雅楽の唐楽、平調ひょうじょうの曲。斉の明帝の作とも唐の李徳裕の作ともいう。四人舞。 ⇒か‐とう【裹頭】 かどう‐りつ稼働率】 生産設備全体のなかで、稼働している生産設備の比率。操業度。 ⇒か‐どう【稼働・稼動】 かどう‐りん渦動輪クワ‥ 回転している流体の渦輪。発砲の際に生ずる煙の状態の類。 ⇒か‐どう【渦動】 カトゥルスGaius Valerius Catullus】 古代ローマの抒情詩人。多様なギリシアの詩形にラテン語を巧みに適合させた作品が多い。(前84頃〜前54頃) かとう‐れんにゅう加糖練乳(→)コンデンス‐ミルクのこと。 カトーMarcus Porcius Cato】 古代ローマの政治家・文人。 ①大カトー(C. Major)。ハンニバル戦役に功を立て、のち監察官に就任。ラテン散文文学の祖。(前234〜前149) ②小カトー(C. Minor)。大カトーの曾孫。護民官。ストア哲学者。カエサルに抗し、後に自殺。住地にちなんでウティカのカトー(C. Uticensis)と呼ばれた。(前95〜前46) ガトーgâteau フランス】 菓子。ケーキ。「―‐ショコラ」 かど‐おくり門送り】 ①門口まで見送ること。 ②葬送の時、喪家に行かず、自家の門に立って見送ること。 かど‐かざり門飾り】 正月に、門松を立て門口を飾ること。また、その飾り。〈[季]新年〉

広辞苑 ページ 3945 での○瓜田に履を納れず単語。