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カドミウム【cadmium】🔗🔉

カドミウムcadmium】 (ラテン語のcadmia(亜鉛華)から)金属元素の一種。元素記号Cd 原子番号48。原子量112.4。亜鉛に伴い産出。亜鉛に似た青白色の光沢をもつ金属。ニッケル‐カドミウム電池の電極に使用。中性子を吸収するので原子炉で制御棒に用いる。粉末や煙を吸いこむと猛毒。化合物も有毒で、イタイイタイ病の原因とされる。 ⇒カドミウム‐イエロー【cadmium yellow】 ⇒カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】

カドミウム‐イエロー【cadmium yellow】🔗🔉

カドミウム‐イエローcadmium yellow】 硫化カドミウムを主成分とする黄色顔料。油絵具また塗料・印刷インク・プラスチック・ガラスに用いる。 ⇒カドミウム【cadmium】

カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】🔗🔉

カドミウム‐ちゅうどくカドミウム中毒】 カドミウムまたはその化合物の粉塵や蒸気を吸入することによる身体の障害。咽頭痛・頭痛・めまい・嘔吐おうと・呼吸困難を主徴とする急性中毒と、肺気腫・腎機能障害を来す慢性中毒とがある。 ⇒カドミウム【cadmium】

かど‐みせ【角店】🔗🔉

かど‐みせ角店】 道路のかどにある店。

かど‐むかえ【門迎え】‥ムカヘ🔗🔉

かど‐むかえ門迎え‥ムカヘ 来る人を門に立って迎えること。

かど‐め・く【才めく】🔗🔉

かど‐め・く才めく】 〔自四〕 才能があるように見える。いかにも才気がある。源氏物語若菜上「物のみやび深く―・き給へる人にて」

か‐とも‐いわ‐ず【かとも言はず】‥イハ‥🔗🔉

か‐とも‐いわ‐ずかとも言はず‥イハ‥ どうか、とも言わない。何の言葉もかけない。浄瑠璃、心中宵庚申「親の病を―」

カドモス【Kadmos】🔗🔉

カドモスKadmos】 ギリシア神話でフェニキアの王子。ゼウスにさらわれた妹エウロペを探してギリシアに来た時に、アルファベットなどさまざまな文物をもたらした。

広辞苑 ページ 3961