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かな‐うす【鉄臼】🔗🔉

かな‐うす鉄臼】 鉄製の臼。香を搗くのに用いる。

かなえ【鼎】カナヘ🔗🔉

かなえカナヘ (金瓮かなへの意)食物を煮るのに用いる金属製または土製の容器。普通は三足。大鏡道長「御堂の南面に―を立てて湯をたぎらかしつつ」→鼎てい⇒かなえ‐どの【釜殿・鼎殿】 ⇒鼎の軽重を問う ⇒鼎の沸くが如し ⇒鼎を扛ぐ ⇒鼎を定む

かなえ‐どの【釜殿・鼎殿】カナヘ‥🔗🔉

かなえ‐どの釜殿・鼎殿カナヘ‥ 平安時代以降、宮中や将軍家の大奥で、釜を設けて湯や御膳を調進したところ。また、そこに仕えた人。かないどの。かないど。増鏡「内侍女官ども、―まで禄賜る」→御湯殿の上 ⇒かなえ【鼎】 ○鼎の軽重を問うかなえのけいちょうをとう [左伝宣公3年](周の定王の時、楚の荘王が、天下を取った時に運ぶことを考えて、周室伝国の宝器である九鼎の大小・軽重をたずねた故事による)統治者を軽んじ、これに代わって支配者になろうとする野心のあること。転じて、ある人の実力を疑ってその地位を覆そうとすることのたとえ。 ⇒かなえ【鼎】 ○鼎の沸くが如しかなえのわくがごとし [左思、蜀都賦]鼎の中に湯の沸きかえるように、議論や混乱が甚だしいさま。鼎沸ていふつ⇒かなえ【鼎】

広辞苑 ページ 3968