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がに【蟹】🔗⭐🔉
がに【蟹】
①(全国的に広く用いられる方言)カニ。
②カニの呼吸器の部分。「かには食うとも―食うな」
がに🔗⭐🔉
がに
〔助詞〕
(接続助詞)
①(動詞・助動詞の終止形に付く。多く完了の助動詞「ぬ」に付き「ぬがに」の形をとる。一説に、疑問の助詞「か」と格助詞「に」との結合という)…しそうに。…するばかりに。…するかのように。万葉集8「生ふる橘玉に貫く五月を近み零あえぬ―花咲きにけり」。古今和歌集賀「桜花散りかひ曇れ…道紛ふ―」
②(動詞・助動詞の連体形に付く。願望・命令・禁止などを表す文と共に使われ、その理由・目的を表す。一説に「がね」の方言的転化という)…するだろうから。…するように。万葉集14「おもしろき野をばな焼きそ古草に新草にいくさまじり生ひは生ふる―」。古今和歌集哀傷「泣く涙雨と降らなむわたりがは水まさりなば帰り来る―」
か‐に‐あられ【窠に霰】クワ‥🔗⭐🔉
か‐に‐あられ【窠に霰】クワ‥
織りの文様。霰文様(のちの石畳模様)の地に窠文かもんを散らしたもの。公卿若年の束帯の表袴うえのはかまなどに用いられた。
窠に霰

かに‐いし【蟹石】🔗⭐🔉
かに‐いし【蟹石】
カニの化石。またはカニに似た形の貝の化石。
かに‐かくに🔗⭐🔉
かに‐かくに
〔副〕
とやかくと。あれこれと。いろいろと。万葉集4「―人はいふとも」
広辞苑 ページ 3989。