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かにくい‐ざる【蟹食い猿】‥クヒ‥🔗🔉

かにくい‐ざる蟹食い猿‥クヒ‥ オナガザル科のサル。体色はふつう黄褐色。ニホンザルに似るが、やや小形。頭胴長・尾長ともに50センチメートルほど。東南アジアに広く分布。20〜30頭の群れをつくる。森林に多いが、海岸にも出てくる。雑食性で、特にカニを好むわけではない。

かに‐くさ【蟹草】🔗🔉

かに‐くさ蟹草】 カニクサ科の多年生シダ。地上部は長い蔓状をなすが、この全体が葉であって、蔓に当たる針金様の部分は葉柄である。地下には根茎が横走。葉は羽状複葉。胞子嚢・胞子を集めて「海金砂」と呼び丸薬の衣とする。ツルシノブ。シャミセンヅル。

かに‐くそ【蟹屎】🔗🔉

かに‐くそ蟹屎】 ①赤子が生後初めてする大便。色黒く粘り気がある。かにばば。かに。胎便。 ②湖水の葦あしなどにつく魚の卵。

かに‐ぐも【蟹蜘蛛】🔗🔉

かに‐ぐも蟹蜘蛛】 カニグモ科のクモ類の総称。体長2〜20ミリメートル。歩脚が横に伸び、発達した前脚を広げて歩くさまが蟹を思わせる。徘徊性で網を張らず草木の上や地上で昆虫を待ち伏せし、脚で抱えるようにして捕らえる。世界中に分布し、日本には約60種。

かに‐こうせん【蟹工船】🔗🔉

かに‐こうせん蟹工船】 北洋で蟹漁をして、船中で直ちに缶詰などに加工する設備をもった加工母船。

かにこうせん【蟹工船】🔗🔉

かにこうせん蟹工船】 小説。小林多喜二作。1929年「戦旗」に発表。過酷な蟹工船の中で展開する弾圧と抗争、未組織労働者の覚醒を描いた、初期プロレタリア文学の代表的作品。 →文献資料[蟹工船]

かに‐こうもり【蟹蝙蝠】‥カウ‥🔗🔉

かに‐こうもり蟹蝙蝠‥カウ‥ キク科の多年草。高さ0.5〜1メートル。葉は互生し、形がカニの甲に似る。夏、白色の管状花を数個集めた頭状花を茎頂につける。亜高山帯針葉樹林を中心に、本州・四国・九州に分布。 かにこうもり

かに‐ざ【蟹座】🔗🔉

かに‐ざ蟹座】 (Cancer ラテン)黄道上の第5星座。双子座ふたござの東、獅子座ししざの西にある。3月下旬の夕刻に南中。光輝は乏しい。 蟹座

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