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かみ‐ぐち【上口】🔗🔉

かみ‐ぐち上口】 京阪地方の言葉。上方かみがた言葉。上方弁。他所口よそぐち。時に東京弁をも指していう。

かみ‐ぐに【神国】🔗🔉

かみ‐ぐに神国】 ①神が治める国。しんこく。夫木和歌抄30「―と豊葦原を定めおきて」 ②(→)「かみごおり」に同じ。

かみ‐くら【上座】🔗🔉

かみ‐くら上座】 かみざ。宮崎三昧、指環「奥座敷へ案内して―に敷設けたる縮緬の座布団の上へ請じ」

かみ‐クロース【紙クロース】🔗🔉

かみ‐クロース紙クロース】 型付け・着色などをして、布地に似せた丈夫な紙。おもに本の表紙に用いる。

かみ‐け【上け】🔗🔉

かみ‐け上け】 南風。↔しもけ

かみ‐げ【神気】🔗🔉

かみ‐げ神気】 (カミケとも)神がかりの状態。狂言、秀句傘「―に御座る」

かみ‐けいし【上家司】🔗🔉

かみ‐けいし上家司】 上級の家司けいし。家令・別当、後にはもっぱら別当を指す。↔下家司しもけいし

かみ‐けしょう【髪化粧】‥シヤウ🔗🔉

かみ‐けしょう髪化粧‥シヤウ 髪を飾り化粧をすること。

かみ‐こ【神子】🔗🔉

かみ‐こ神子】 かんなぎ。みこ。

かみ‐こ【紙子・紙衣】🔗🔉

かみ‐こ紙子・紙衣】 紙製の衣服。厚紙に柿渋を引き、乾かしたものを揉みやわらげ、露にさらして渋の臭みを去ってつくった保温用の衣服。もとは律宗の僧が用いたが、後には一般にも用い、元禄(1688〜1704)の頃には遊里などでも流行した。かみぎぬ。〈[季]冬〉。奥の細道「―一衣は夜の防ぎ」 紙子 ⇒かみこ‐がみ【紙子紙】 ⇒かみこ‐ずきん【紙子頭巾】 ⇒かみこ‐ぞめ【紙子染】 ⇒かみこ‐ばおり【紙子羽織】 ⇒かみこ‐ろうにん【紙子浪人】 ⇒紙子着て川へはまる ⇒紙子四十八枚

かみ‐こ【紙戸】🔗🔉

かみ‐こ紙戸】 律令制で、図書寮ずしょりょうに属し、製紙に従事した品部しなべ。かみへ。

かみ‐ごいちにん【上御一人】🔗🔉

かみ‐ごいちにん上御一人】 天皇の尊称。上一人かみいちにん

かみ‐こうすい【紙香水】‥カウ‥🔗🔉

かみ‐こうすい紙香水‥カウ‥ 香水を紙にしみこませたもの。懐中などに入れて携帯する。

広辞苑 ページ 4105