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かみ‐やしき【上屋敷】🔗🔉

かみ‐やしき上屋敷】 江戸時代、地位の高い武家、特に大名が平常の住居とした屋敷。本邸。→中屋敷→下屋敷

かみや‐じへえ【紙屋治兵衛】‥ヂ‥ヱ🔗🔉

かみや‐じへえ紙屋治兵衛‥ヂ‥ヱ 浄瑠璃「心中天の網島しんじゅうてんのあみじま」の主人公。大坂天満てんまの紙商。新地の遊女小春と親しみ、貞節な妻おさんとの間で板ばさみとなり、網島の大長寺で小春と情死。紙治。

かみ‐やすり【紙鑢】🔗🔉

かみ‐やすり紙鑢】 布や厚紙に金剛砂やガラスの粉を付着させ、物の表面を磨くのに用いるもの。磨研紙まけんし。やすりがみ。サンド‐ペーパー。

かみや‐そうたん【神屋宗湛】🔗🔉

かみや‐そうたん神屋宗湛】 (「神谷」とも書く)近世初期の豪商・茶人。博多の人。朝鮮・中国・南蛮と通商して巨利を得る。茶道を好み、豊臣秀吉・徳川家康に寵せられ、千利休とも交わる。博多織などの産業の振興にも尽力。茶会記「宗湛日記」を残す。(1551〜1635一説に1553〜1635) ⇒かみや【神屋】

かみ‐やつこ【神奴】🔗🔉

かみ‐やつこ神奴】 神社に属して掃除などの雑役をつとめた者。神のやつこ。神のみやつこ。かんやつこ。続日本紀21「鹿島―」

かみ‐やつで【紙八手】🔗🔉

かみ‐やつで紙八手】 ウコギ科の常緑大低木。ヤツデとは別属。本州では落葉する。沖縄・台湾などに自生、庭木として栽植。樹高2〜3メートル、時に6メートルに達する。幹質は柔らかく純白色の髄があり、葉は約70センチメートルの円形で、形はヤツデに似、下面に白毛を密生。晩秋に、円錐花序の緑白色4弁の小花を開き、球形の果実が黒熟。茎の髄から作った薄片を蓪草つうそう紙といい、装飾に用いる。通脱木つうだつぼく

かみ‐やま【神山】🔗🔉

かみ‐やま神山】 (神の鎮座する山の意) ①神奈川県箱根山中央火口丘の最高峰。標高1438メートル。 ②京都市北区、上賀茂神社の北方の山。(歌枕)

広辞苑 ページ 4127