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かみ‐やつで【紙八手】🔗⭐🔉
かみ‐やつで【紙八手】
ウコギ科の常緑大低木。ヤツデとは別属。本州では落葉する。沖縄・台湾などに自生、庭木として栽植。樹高2〜3メートル、時に6メートルに達する。幹質は柔らかく純白色の髄があり、葉は約70センチメートルの円形で、形はヤツデに似、下面に白毛を密生。晩秋に、円錐花序の緑白色4弁の小花を開き、球形の果実が黒熟。茎の髄から作った薄片を蓪草つうそう紙といい、装飾に用いる。通脱木つうだつぼく。
広辞苑 ページ 4127 での【紙八手】単語。