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からす‐おうぎ【烏扇】‥アフギ🔗🔉

からす‐おうぎ烏扇‥アフギ 〔植〕ヒオウギの別称。山家集「蓬生よもぎうはさまことなりや庭の面に―のなぞしげるらん」 ⇒からす【烏・鴉】

からす‐おどし【烏威し】🔗🔉

からす‐おどし烏威し】 (烏のとまるのを防ぐためという)かやぶき屋根の棟に渡した竹や木。烏おどり。雀おどし。雀おどり。 ⇒からす【烏・鴉】

からす‐がい【烏貝・蚌】‥ガヒ🔗🔉

からす‐がい烏貝・蚌‥ガヒ ①イシガイ科の二枚貝。貝殻は卵円形、外面は暗黒色で、内面は青白色の弱い真珠光沢を有する。殻長約20センチメートル。淡水生で、池沼の泥に半ば潜ってすむ。東洋特産。溝貝。〈[季]春〉 ②イガイの別称。山家集「波寄する白良の浜の―」 ⇒からす【烏・鴉】 ○烏が鵜の真似からすがうのまね 烏が鵜に似ているというので、鵜のまねをして水に溺れること。自分の力量を顧みないで人のまねをして失敗することのたとえ。鵜の真似する烏。 ⇒からす【烏・鴉】

からす‐がしら【烏頭】🔗🔉

からす‐がしら烏頭】 (「烏頭うとう」の訓読)馬の後脚の外部に向かった関節。くわゆき。平家物語11「潮干るさかりなれば、馬の―、ふと腹にたつ処もあり」 ⇒からす【烏・鴉】

からす‐がね【烏金】🔗🔉

からす‐がね烏金】 (夜明けに烏の鳴く頃、返済すべき金銭の意)日歩ひぶで借りる高利の金銭で、借りた翌日その元利を返済するもの。守貞漫稿「―と云ふあり、是は一日夜を貸す也」 ⇒からす【烏・鴉】

からす‐がみ【烏紙】🔗🔉

からす‐がみ烏紙】 畳の縁布の下に用いる紺黒の紙。 ⇒からす【烏・鴉】

ガラス‐がみ【硝子紙】🔗🔉

ガラス‐がみ硝子紙】 ①紙やすりの一種。強い紙または木綿布に接着剤を塗り、ガラス粉を付着させたもの。 ②(→)寒天紙の別称。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

からす‐かんざえもん【烏勘左衛門】‥ヱ‥🔗🔉

からす‐かんざえもん烏勘左衛門‥ヱ‥ (幼児語。烏と同じ頭韻の語の勘左衛門を重ねて、人名に擬したもの)烏のこと。 ⇒からす【烏・鴉】

広辞苑 ページ 4207