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からにしき‐おどし【唐錦縅】‥ヲドシ🔗🔉

からにしき‐おどし唐錦縅‥ヲドシよろいの縅の一種。唐錦を細く裁って両端を裏へ折り返し、芯に布を入れた緒で縅したもの。 ⇒から‐にしき【唐錦】 ○柄にもないがらにもない 地位・能力・性格などにふさわしくない。「―ことを言う」「柄にもなく遠慮する」 ⇒がら【柄】

から‐ぬい【唐縫い】‥ヌヒ🔗🔉

から‐ぬい唐縫い‥ヌヒ 撚糸よりいとでかがって文様を縫うこと。浄瑠璃、兼好法師物見車「平文の練貫に―したる上重」

から‐ねこ【唐猫】🔗🔉

から‐ねこ唐猫】 (中国から伝わったからいう)猫のこと。源氏物語若菜上「―のいと小さくをかしげなるを」

から‐ねんぶつ【空念仏】🔗🔉

から‐ねんぶつ空念仏】 ①心のこもらない口先だけの念仏。 ②実行のともなわない主張。「―に終わる」

から‐の【枯野】🔗🔉

から‐の枯野(→)「かれの」に同じ。

から‐の‐いぬ【唐の犬】🔗🔉

から‐の‐いぬ唐の犬】 中国種の犬。今の「ちん」かという。徒然草「あれほど―に似候ひなむうへは」

から‐の‐うすもの【唐の薄物】🔗🔉

から‐の‐うすもの唐の薄物】 中国渡来の羅うすもの。宇津保物語吹上上「しろがねの折敷おしきはたち、打敷うちしき、―」

から‐の‐おんぞ【唐の御衣】🔗🔉

から‐の‐おんぞ唐の御衣(→)唐衣からぎぬに同じ。

から‐の‐かがみ【唐の鏡】🔗🔉

から‐の‐かがみ唐の鏡】 ①中国渡来の鏡。春曙抄本枕草子心ときめきするもの「―の少しくらき見たる」 ②貴重なもののたとえ。特に、大事にする妻・母など。誹風柳多留21「―とは誰だと亭主聞き」

広辞苑 ページ 4221