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かんざん‐えげん【関山慧玄】クワン‥ヱ‥🔗🔉

かんざん‐えげん関山慧玄クワン‥ヱ‥ 鎌倉後期から南北朝時代の臨済宗の僧。信濃の人。建長寺に入り、後に大徳寺の宗峰妙超に師事し悟りを得る。京都妙心寺の開山。厳格な禅風は臨済宗の主流となった。(1277〜1360)

かんざん‐じ【寒山寺】🔗🔉

かんざん‐じ寒山寺】 中国江蘇省蘇州市楓橋鎮にある寺。寒山が草庵を結んだ地に、希遷が元和(806〜820)年間に創建したという。唐の張継の「楓橋夜泊」の詩で有名。

かんざん‐じっとく【寒山拾得】🔗🔉

かんざん‐じっとく寒山拾得】 ①(画題)寒山・拾得の飄逸な姿を組み合わせた中国・日本画の題材の一つ。鎌倉末期以後、漢画系諸派や狩野派の画家に好まれた。寒山は経巻を披ひらき、拾得は箒を持つ図様が多い。 ②日本舞踊。長唄。坪内逍遥作詞。4世吉住小三郎・3世杵屋六四郎(稀音家浄観)作曲。寒山・拾得が絵から抜け出して踊る趣向。1911年(明治44)初演。 ⇒かんざん【寒山】

かんざん‐じょう【漢山城】‥ジヤウ🔗🔉

かんざん‐じょう漢山城‥ジヤウ 百済くだらの都の一つ。371〜475年まで置かれる。今の韓国京畿道広州とする説が有力。

がんざん‐だいし【元三大師】グワン‥🔗🔉

がんざん‐だいし元三大師グワン‥ ①天台宗の僧、良源の別名。正月3日(元三)に入寂したからいう。 ②(→)つの大師1に同じ。 ⇒がん‐ざん【元三】

かんざん‐ちく【寒山竹】🔗🔉

かんざん‐ちく寒山竹】 ササ(メダケ属)の一種。高さ7メートル、径5センチメートル。枝多く、上向き。葉は細長く鋭尖、強直。観賞用。 カンザンチク 撮影:関戸 勇

かん‐ざんどう【韓山童】🔗🔉

かん‐ざんどう韓山童】 元末の白蓮教の指導者。北宋の徽宗8世の孫と称し、その子林児とともに反乱を起こそうと企て捕殺された。林児は逃れて、後に劉福通に擁立され紅巾軍の総帥となった。( 〜1351)

広辞苑 ページ 4442